防災カレンダー
12日。大潮。満月。
12日。大潮。満月。
火災旋風。首都圏と大阪が危ない。
巨大な火災旋風が発生するには、非常に広範囲な地域で同時に火災になる条件が必要なようです。延焼する木造家屋の数がそのまま火災旋風のエネルギーとなる。
地震火災で最も危険なのは大阪府
リスク対策.com 2012/10/22
地震などに伴い、同時多発的に火災が発生した場合、際限なく延焼して大規模な火災が発生したり、火災の影響で住民が地区外へ避難することが困難な密集市街地(地震時等に著しく危険な密集市街地)は全国に197地区あり、その面積は5745ha(東京ドーム約1228個分)に及ぶことがわかった。国土交通省が全国の市区町村を対象に調査し、このほど詳細な結果を公表した。
危険な密集市街地が多かった上位は大阪府(11地区、2248ha)、東京都(113地区、1683ha)、神奈川県(25地区、690ha)。大阪府はJR環状線外周西側の戦火を免れた地域を中心に老朽化した木造住宅が多く、特に大阪市は、面積で1333haと全国でも桁違いに該当地区が多い。
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東京都は、老朽化した木造住宅の密集地域が広がっていることに加え狭い道路が多く、公園などのオープンなスペースが少ないといわれる墨田区(19地区、389ha)、北区(21地区、270ha)、品川区(23地区、257ha)に多い。神奈川県は鶴見区や神奈川区をはじめ沿岸部を中心に横浜市(23地区、660ha)が県の危険地域の多くを占める。
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そのほかの地域も加えた危険な密集市街地は下表の通り。
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https://www.risktaisaku.com/articles/-/760
リスク対策.com 2012/10/22
地震などに伴い、同時多発的に火災が発生した場合、際限なく延焼して大規模な火災が発生したり、火災の影響で住民が地区外へ避難することが困難な密集市街地(地震時等に著しく危険な密集市街地)は全国に197地区あり、その面積は5745ha(東京ドーム約1228個分)に及ぶことがわかった。国土交通省が全国の市区町村を対象に調査し、このほど詳細な結果を公表した。
危険な密集市街地が多かった上位は大阪府(11地区、2248ha)、東京都(113地区、1683ha)、神奈川県(25地区、690ha)。大阪府はJR環状線外周西側の戦火を免れた地域を中心に老朽化した木造住宅が多く、特に大阪市は、面積で1333haと全国でも桁違いに該当地区が多い。
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東京都は、老朽化した木造住宅の密集地域が広がっていることに加え狭い道路が多く、公園などのオープンなスペースが少ないといわれる墨田区(19地区、389ha)、北区(21地区、270ha)、品川区(23地区、257ha)に多い。神奈川県は鶴見区や神奈川区をはじめ沿岸部を中心に横浜市(23地区、660ha)が県の危険地域の多くを占める。
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そのほかの地域も加えた危険な密集市街地は下表の通り。
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https://www.risktaisaku.com/articles/-/760
火災旋風からどうやって身を守るか。
もし上記の記事にある地域において震度6以上が発生したのであれば、広域火災から火災旋風の発生の想定が必要です。一刻も早く下記の火災から身を守る行動をとる必要があります。
1 オフィス街にいる場合。
もちろんオフィス街のビルといってもピンきりです。もしあなたが、
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上記のようなおんぼろビル(失礼)にいる場合は、余震で二次災害に遭遇する前にビルの外に脱出して、、
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このように立派なビルに移動する必要があります。大きなビルはたいていロビーまでは誰でも入ることが出来るようになっています。外の道路は、窓ガラスや看板などが落ちてくる可能性がありますから、頑丈なビルの中が安全です。
常日頃から「このビルなら新しくて大丈夫そうだな」と近所を物色して置く必要があります。
最低限、昭和58年(1983年)以降に竣工したビルに避難することが必要です。
参考:https://www.chintai-jimusho.com/blog/その他/これでわかる「新耐震基準」のビル/
近隣の広域火災で火災旋風が発生すると、新鮮な酸素を求めてオフィス街にも竜巻が流れてくる可能性があります。ですからいつでも耐震ビルの防火扉の内側や地下に避難できるように心構えを。
2 木造密集地域にいる場合。
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©東京都都市整備局
震度6でも潰されずに何とか生き残ったあなた。日頃からの耐震の備えが生かされました。自宅のブレーカーを落として出来るだけ早く避難を始めましょう。
これだけの大地震では消防車は期待できません。1000軒のうち1軒でも出火したらそれが拡大して広域火災に広がる覚悟が必要です。数時間後には火災旋風に襲われる想定で。
では一体どこに避難すればいいのか。木造密集地帯に住んでいる方は、日頃から「ここなら安全かも」という場所を物色しておくことが必要です。
探すコツは次のどちらか
・防火扉のある場所で窓がない場所
・地下で身を隠す場所があるところ
私の経験では次の建物の「屋内階段」は「窓がなく防火扉の内側」という条件を満たしているケースが多いです。
・大きな病院の屋内階段
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引用:https://blog.goo.ne.jp/in_your_mind
・市役所・区役所・ホール・図書館の屋内階段
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引用:https://www.city-net.or.jp/library
・大型スーパーの屋内階段
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引用:http://nationalmaclord.web.fc2.com/annex
参考動画:
*くぐり戸が有るタイプ
*くぐり戸が無いタイプ
・地下鉄駅
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©まる(=・3・=)ぞう
・地下駐車場
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引用:https://www.kfm.or.jp/office
自動車は簡単には引火しないように出来ていますので、地上と異なり、地下駐車場であればまだ安全だと思います。
地下鉄駅や地下駐車場は入り口が開放されたままであることが多いです。このため入り口付近は熱風に晒されます。したがって直進してくる熱波を防げるように、奥に避難すること。
しかし同じ地下でも、防火扉がなく可燃物が溢れている場所は逆に危険です。火災旋風の熱波で火災になったら逃げ場所がありません。こういうところは危険です。
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引用:https://higojournal.com/
注意1
防火扉のない屋内階段は火の通り道になりますから、逆に一番危険です。必ず防火扉で密閉されること。
注意2
火災旋風は1000℃になると言われています。通常の窓ガラスは持ちません。火災旋風から避難する場所はやはり窓のないところ。
注意3
密閉された場所に大人数が長時間こもっていると酸素が足りなくなる危険性も出てきます。また防火扉の開け閉めで煙が入ってくることもあるかもしれません。
その時は出来るだけ低い姿勢で新鮮な空気を確保しましょう。
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https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/bousai-kyukyu-bohan/shobo/seikatsu/hinan.html
注意4
荒川デルタ地帯のように地震洪水で浸水する可能性のあるゼロメートル地域は決壊時に浸水する可能性があります。地下に避難している場合は、常に浸水に気をつける必要があります。
逆に堤防決壊時は火災は自然消滅します。浸水時は出来るだけ早く、3階以上に避難します。
このように普段から街中を物色していると、必ず近隣に火災旋風から身を守る場所はあります。日頃の観察がいざという時の生命を助けます。今日の記事の写真をどうぞご参考にして、自分たちなりの避難場所の候補をいくつか決めておいてください。職場の近く。自宅の近く。学校の近く。それぞれ。
DAY4につづく。
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