いよいよ8月11日から倉木麻衣の2006年ライブツアーがはじまる。今年はどんなライブになるだろう。僕は一足先に8月9日の時点で大阪入りすることにした。なかなか大阪に行くこともないのでこの機会に以前から見てみたかった応神天皇陵と仁徳天皇陵を見てみようと考えていた。それにシュクラパンを食べること、法善寺あられを食べること、など目的にしていた。
9日は台風が来ていることもあり、新幹線のダイヤに影響がないか不安があった。以前から大阪、特に新大阪駅で嫌がらせが多いことから、当初は新大阪駅を避けようと思っていたが、天候の影響も考えると遠回りをしていると大阪到着が大幅に遅れる可能性もあり、新大阪駅を利用した。実際には今回は嫌がらせに気づかなかった。宿泊先は淀屋橋のセンターホテル大阪。安い割りに駅からも近く便利がよい。9日は駅近くをうろうろ。食べ歩き。飲食店が多数入っているビルがあり、芦刈で大阪うどん、三十石でやよい定食を食べる。このあたりで若干の付きまといを見かける。蛸プチでたこ焼き、551HORAIで餃子を買ってホテルに戻る。なかなかおいしい。
10日はまず両天皇陵に行くことにした。応神天皇陵というのは羽曳野市にあるらしい。実際には藤井寺市との境に近い。近鉄南大阪線の古市駅から歩いていった。駅から見当をつけて歩いていったが、墓山古墳や野中宮山古墳にたどり着き、そのあたりを回る。墓山古墳の周囲の濠は、淀んでいたが魚がいるらしい。濠にくっつくように民家が立っている。野中宮山古墳のそばの児童公園で休む。暑くてしかも日陰が少ないのに読書をしている女性がいる。僕は自分がどの辺りにいるのか、よくわからなくなったので、携帯サイトの地図で確認したら、かなり応神天皇陵とは方向違いのところにいたようです。
近道をするつもりで住宅地に入り込んだら、立て続けに行き止まり。結局濠の横に畑があるところの近くで応神天皇陵を見る。僕がいた辺りは濠はそれほどでもないが、やはり陵墓はものすごく大きい。僕の思い描いていた応神天皇陵の大きさが、墓山古墳くらいな規模。まるで規模が違う。感慨というよりは、ただ大きすぎて山塊があるというだけの印象。ちょっとはなれたところからも見えるが、まさかあんなにでかいの?と思う大きな山々が、やはり応神天皇陵。周囲にはたくさんの古墳があるが規模が違う。とにかくでかい。
歩いて古市駅に戻る。暑さでぐったり。途中道が二つに分かれている。ここを右に行けば神社があって応神天皇陵をもっと見やすかったかもしれない。駅のところでキャベツ焼きというものを売っていた。なんだろう。気になったけれど、暑いのでそのまま駅に戻り、冷たいドリンクを飲む。近鉄長野線で河内長野駅、ここから南海高野線で三国ヶ丘駅に向かう。南海電車も停車駅がさまざまで、なかもず駅なんて南海、地下鉄、泉北高速などが入るので大きい駅かと思ったけれど、急行など停車しない。三国ヶ丘もJR乗換駅だけど、急行など停車しない。
三国ヶ丘駅の近くに仁徳天皇陵がある。これもでかい。少し周囲を歩いてみた。淀んでいて濠など整備されていないようだが、観光地化、俗化されていない様子がとてもよい。でかいし、暑いので少し周囲を回ったところで、また三国ヶ丘駅に戻る。とにかく実地でその大きさがわかったのは収穫。古墳というより、小高い山という感じか。
三国ヶ丘駅に戻ると南海線の駅のホームにプリンの店があったので寄る。プリン工房。この駅の飲食店はほとんど下り線ホーム。唯一上り線ホームにある店がこのプリン屋さん。売れるのかな。お店の経営は大丈夫なのかしら。大きなお世話か。僕もビン入りともう一つくらい買って食べたが、まずまずか、正直なところ量が少なくて食べた気がしない。大カップなんて置かないのかしら。売れないかな。がんばってね。
南海電車で難波に行く。暑いので一休み。昨年も寄ったなんなんタウンの鳥の巣に行く。串焼きとチューハイ3杯。若い女性店員が増えている。気のせいかおばちゃんが若々しく華やいだような。制服まで来ている。楽しい店のようです。そのあと同じなんなんタウンのヴィクトリア・カフェに寄る。カツカレーを食べとアロエのジュースを飲む。それから日本橋駅を出て道頓堀を渡ってすぐ、つるとんたんにいく。ここは昨年通りかかり、サンプルにカツカレーうどんがあるのを見て、大阪らしいなあと思い、そのうち食べてみたいと思っていた。カツカレーでもない、カレーうどんでもない、カツカレーうどんである。うどんにカツカレーが入っている。というわけで、食べに行く。
ただメニューを見ているうちに他のうどんを食べたくなった。他にも珍しいうどんがあり、そのうどんのほうがおいしそう。でもせっかくカツカレーうどんを食べに来たから、予定通り食べる。でもそんなにおいしくはない。たぶん他のメニューのほうがいいような気がした。お店の人に怒られるか。
まだ時間が早い。そこで地下鉄動物園前駅まで行き、南霞町から阪堺電軌で大和川駅まで行く。この大和川駅、以前倉木麻衣さんが、プロモーション・ビデオで、線路を歩いているシーンがあり、チラッと駅名が見える。大和川と書いてあったような。この大和川かしら。他はよく知らない。たぶんこの駅ではないかと見当をつけていた。実際行ってみることにした。大阪市からちょうど堺市にはいって最初の駅が、大和川駅。大和川のそば。この川関東の綾瀬川(中川?)などと並び以前汚い川の代表格だったが最近はどうだろう。降りるときも折り返して乗るときも僕一人。しばらく時間をつぶし、ホテルへ。
11日いよいよライブ・ツアー・スタートの日。僕はまず朝、シュクラパンを食べるために、hill'sパン工場にいく。午前10時くらいにいったけれども、もう売り切れだった。また売り切れか。2年連続で食べられなかった。法善寺あられのビルを見ながら、他のパンを注文し、食べていたら、後ろに妙な男。ファンらしき集団もいる。僕はGIZAのビルの道路を挟んで右横の自販機で飲み物を買い、堀江公園へ。ここも怪しい男がいる。
電気工事の服を着たすけべそうな男の集団。何かしているわけでもなく、ただニヤニヤしてたっているだけ。何しているんだろう。この公園にいる人もなんだか変な感じの人が多く、僕らファンがうろつくので、それに伴い、いかがわしい人間が北堀江あたりに増えたのだろうか。あまり僕などは北堀江、特にGIZAビルの周囲はうろつかないほうがいいのかもしれない。少し暇なので時間をつぶしたあと、やまがうどんに行く。にしんそばを食べる。ここの客も怪しい。後から来た客なんぞ立て続けに着メロを鳴らす。誰の曲かわからない。曲じゃないかもしれない。やはり付きまとい、嫌がらせと考えるべきだろう。僕がGIZAビルの周辺に来ることを予想して、待ち伏せされたのか。こういうやつがいるとやはりGIZAビル周辺に近づきにくくなる。
難波に行き、時間つぶしを兼ね、英国屋2軒に寄り、飲み食い。やっと南海電車の難波駅に行く。わざとらしいコインロッカーの空き方。そのまま普通電車で岸和田へ行く。駅到着。岸和田駅でロッカーを探したが見つからず、暑いのでミネラルウォーターを頭からかぶったりして、また時間つぶし。早く行くと他のファンに意地悪されるかもしれないので警戒。おばあさんが暑いですねえ~、話しかけてくる。気のよさそうなおばあさんだったが、僕が自販機で飲み物を買うと表情が曇ったが、どうしたのだろう。
駅近くのふじやという店で食事。またカツカレー。ここの前の通りをまっすぐ行くと、会場。僕は散々時間をつぶしたが、まだ開演まで1時間ある。ここは立見席。並ばないといけない。立ち見の順はR12。ステージから見て右サイドの三階席の立ち見順番12番ということ。中に入って席を取った。一番ステージよりで、倉木さんを見下ろすような角度。天皇陵に行ったりして、前日少し歩き疲れている。途中少しへたり座り込んでみていた。麻衣さんがかわいい。
麻衣さんは最近また一段と美しくなっている。ライブは少し僕の予想と違っていた。でもファンはすごく盛り上がっていたから、それはそれでいいのだろう。ライブが終わり会場を出る。関東に来てからグッズは買う予定なので、ここでは買わない。少し足が痛い。やはりライブの前日は歩き回るのは控えめにしたいところ。というか体力が落ちているのか。そういいながら結局また歩いている。困ったもの。反省。駅まで行く。途中妙な男の集団、コンビニを見ると妙な客の集団。いやな感じ。駅のホームに待合室があるが、南海電車の待合室は、冷房が入っている。電車でホテルへ戻る。
ホテルでも妙な若い男がいる。なんなのだろうこいつらは。この日倉木さんのラジオがあるはずだったけれども、聴けず。ライブのあと何も食べなかったけれども、食べてばかりいたせいかあまり空腹を感じなかった。
いよいよライブ・ツアースタート。今年はどんな感じになるのかな。