オカリナのある風景19
窯の上になんと土を乗せ、適当な粘りになるまで水分を飛ばす。
窯の上になんと土を乗せ、適当な粘りになるまで水分を飛ばす。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/72/2346e22d5b0aeeaed70372baa79d8c77.jpg)
オカリナのある風景17
右に登り窯。
10軒の窯元が狭い生活圏で協力、一年に作りうる製品の量はほぼ限られており、一日で売れても一年で売れても売り上げは同じ。
日用雑器としての安価供給も昔からのポリシーだという。
「眺めてもらうのでなく、使う人のために心を配って作る・・喜んで大事に使ってもらってこそ物が活きる」
こぼれる言葉は詩心あふれ、私には無形の宝石だ。
オカリナのある風景15
大分県日田市、駅からバスで約30分(乗客2名)標高約440メートルの 小鹿田焼の里では、今も清冽な水と重力と木と石を利用した天然のクリーンシステムである「唐臼(からうす)」での土作りを行っている。
寒空の下、土を搗く小気味よい音は、むしろ暖かくさえあり谷間に響き渡る。
オカリナのある風景13
下関考古博物館の近くにおられる、弥生の土笛の草分け松岡敏行さん(当時83歳・画家 版画家)をたずね、40年間の実験考古学的手法を通して土笛の原点を追求してきた足跡を語っていただく。
実演奏を聞いて時を忘れ、丁寧な説明を受け感銘の連続だった。