春の季語【馬酔木の花】
里山に 可愛い アセビの花が咲いた❣️
花言葉は「献身」
馬酔木(アセビ•あしび)は 古くから親しまれ『万葉集』にも10首。
◉磯の上に、生(を)ふる馬酔木を、手(た)折らめど、見すべき君が、在りと言はなくに
〔意味〕岩のほとりの馬酔木を手折ってあなたに見せたいのに、あなたが居る言ってくれる人はもういない🔻
大伯皇女(おおくのひめみこ)が、謀反の疑いで処刑された 弟(24歳)の大津皇子(おおつのみこ)が、二上山(ふたかみやま)に葬むられた時に詠んだ歌の一つ。
「馬酔木」と書くのは、有毒成分が含まれ ウマがコレを食べれば 酔うようにふらつくことから。
葉を煎じて殺虫剤、シラミ、ウジ、菜園の虫退治、また自然農薬として利用する試みもある。
キク類、ツツジ科、アセビ属 Pieris、アセビ(広義)種、学名 Pieris japonica
Pieris (ピエリス)は、ギリシャ神話では 詩の女神。japonica (ジャポニカ)は「日本の」。
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