土の音(食育のグリーンノート&土の音工房)

「食と健康セミナー」(食養料理教室や講演会)の開催中。
「土の音工房」で、オカリナ製作販売・演奏・教室(初心者~)を主宰

july5 野の花コンサート in 卯辰山四百年の森♪

2015-07-03 | オカリナ・心・癒し・ライアー
July5・野の花 コンサート in 四百年の森〔2015〕

オカリナを中心に、アコースティック楽器や歌等、楽しく音楽交流をします。
仲間とお弁当持ってGo!

と き 7月5日(日)1230~1330

ところ 金沢市卯辰山・花木園下(400年の森 東屋 付近)

演 奏 オカリナグリーンノート

曲 目 サウンドオブミュージック、ドレミの歌、さんぽ、
森のくまさん、星に願いを、野に咲く花のように、等々

参 加 どなたでも出入り自由。飛び入りも歓迎で、
アコースティック楽器の持ち込みも自由。

※ このコンサートの発想は、秋田で「こもれびコンサート」を開いている素敵なオカリナ仲間の細やかで大きな実績を知ったことから。
これまでも「秋のネイチャーコンサート」(石川県 白山自然保護センター主催) の企画や実演に関わり、ブナの森のオカリナコンサート等、素敵な体験をさせて頂きました。
野の花コンサートは、毎回オープンで気軽な音楽交流の場として開催しています♪
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土の音工房 Atelier Clay tone (GREEN NOTE 内)
電話 090-4686-4124
Mail:green@note.hope.cx
土の音ミニHP:http://www.cirkit.jp/portal/shop/info/12/

サウンドウオーク…音景散歩のイベント前に♪

2015-07-02 | オカリナ・心・癒し・ライアー
サウンドウオーク…音景散歩のイベント前に♪

兼六公園は、早朝4時~6時45分まで無料開放(季節で時間がずれる)。「早起きは三文以上の得よ~」と子連れのカモを見ている女性も♪

明後日7月4日(土)、日本サウンドスケープ協会の「サウンドウオーク」がメンバーの土田義郎先生(建築学)の案内で予定され、県外から参加者が訪れる。

「サウンドスケープ」(sound scape)とは、1960年代終わりに、カナダの作曲家マリー・ シェーファーによって提唱された概念であり造語。
音の風景、音の環境を指しているのだけれど、普段は文明社会の騒音に慣れ、素敵な音の風景に気づかないことも多く、逆に工事機器の低周波から気づかないまま健康を害していた臨床事例もある。

ご存じNHKラジオの「音の風景」(5分間のサウンドトリップで1日に3回から5回、朝から深夜まで様々な時間帯)に、ほのぼのとすることもあるだろう。
※《音の風景収録の風景》:http://www.nhk.or.jp/a-room-blog/cat-6/98136.html

このように「環境音」を意識する感性から、ものの見方感じ方が大きく影響されることがあり、音で発想する「目に見えない魅力づくり」への取組が各地でささやかに進められている。

サウンドウオーク当日は、茶屋 城見亭で昼食(希望者)の後、石川橋から兼六園を散策、桂坂口→噴水→夕顔亭→瓢池→時雨亭→舟之御亭→梅林→山崎山→雁行橋→霞ヶ池→徽軫(ことじ)灯籠→(成巽閣?)。
石川県観光物産館上生菓子作り→ひがし茶屋街→橋場町→梅ノ橋→浅野川河川敷→茶屋街表通り→検番→(米沢茶店)→火の見櫓→主計町茶屋街→暗がり坂→久保市乙剣宮→金沢蓄音器館→町民文化館→(尾張町老舗交流館)。
金沢駅前へ移動し、音風景についての発表ブレスト(ブレイン・ストーミング、brainstorming、集団でアイデアを出す会議)

ちょっと贅沢すぎるんじゃない…と「きなるい」(羨ましい…金沢弁)方は(笑)、私たちの会の取組への参加もご検討ください(*´∀`)

金沢市の歴史建造物、町家保全活用の調査にようこそ♪

2015-07-01 | 食と健康
金沢市の歴史建造物・町家保全活用の調査にようこそ♪

土の音工房“Atelier Clay tone”のある GREEN NOTE(光明食養研究所)は、光明堂薬局時代から築百年以上の歴史建造物に類する典型的な町家です(間口に対して奥行きの長さから、うなぎの寝床と云われる)。

店舗はそれなりに昭和風に改装されていますが、基礎的な造りは土壁のままなので、夏は意外と涼しいのです♪

「金澤 町家 再生活用 事業対象区域」にあり、市の担当者が調査に来られました。
古の塩屋町時代は、塩屋町銀座と云われる通りで、当時は薬局も少なく、光明堂薬局には行列が出来たそうです(叔母談)。
文字通り「塩(salt)」問屋があったのです。

金沢駅~塩屋町(現 瓢箪町)・浅野川界隈~東山茶屋街・寺院群~卯辰山公園…等と、ヘルシー散歩ルートとしては、それなりに楽しめるエリアです。
騒音が大きい表の大通りからみれば、町家の佇まいが感じられる通りでもあり風情があります♪

土の音工房からは、土の音の優雅な音色も折々に流れます。仲間とオカリナ練習をしていると、道に佇んで聞いている人がいたり、手持ちのオカリナを持って質問に来る人も♪

最近は、外国からの旅行者にも興味を持たれ、好んで町家に足を運ぶ人が増えているそうです(写真記事)。
GREEN NOTE(光明食養研究所)にも、折々に留学生等が滞在していました。

山を崩し、谷を埋め、次々とローンを組んで新築する一方で、自然を残し資材(地球資源)を再利用し、先祖代々の歴史的な遺産を活用する取組も地道に進められているのです!

市としても、まだまだこれからの草の根的な取組です。
本当の町起こしは、人起こしから!
パッションのある人が増えなければ、市の予算も微々たるものです。

「百姓の持ちたる國」の象徴「尾山御坊」(現 金沢城) は、織田信長軍に何万人もの百姓や坊さんの首を斬られる歴史を経て、前田利家が入り金沢城となり、それまでの土着の文化の多くが消滅させられました。盆踊りとして金太郎飴の如く定番化した百万石音頭は、1954年古関裕而が作曲したものです。

歴史に詳しい友人の説では、勇者が惨殺された残りの子孫の驚愕の記憶が今なお深く残り、問題意識を持ちつつも、お上に文句を云う者が少いオトナシイ金沢人が多いのだとか…

しかし北陸には、加賀には古来、「Do it yourself」の精神が生き残っているはずなのです!

金沢城に先行する浄土を願う加賀一向一揆の拠点であった金沢御坊址は城址の奥の林の中に碑が立っているだけで遺構はほとんど見られないと云うけれど、千の風に身を移してなお、世界を浄土にと、天・地・人‥調和の機を窺っているのではないだろうか。

※ Salary(賃金)の語源は古代ローマの兵士に遡るとされ、貴重品で生活に欠かせない「塩代=塩(ラテン語でSal)を買うお金」salariumの意。