2020年10月10日
パソコンのモニターを2つ並べて使う方法については「デュアルモニタの薦め」<2009年11月20日>に書きましたが、その置き方についてちょっと代わった方法を紹介します。
「ちょっと変わった」と書きましたが、ひょっとしたら多くの人がやっているかもしれません。でもおじさんには全く考えもしない方法でした。
数年前に職場用にモニターが必要になり、同じ機種を2台購入しました。それまで使っていた1台を職場に持って行き、新しく購入した2台を自宅用にしました。
サイズはそれまでメインで使っていたものと同じ24インチのワイドです。24インチでも2台を並べると1m10cmほどです。それまでも2台を並べていたのですが、もう1台は縦横比が3:4の昔のタイプだったので、かなり広くなった印象です。
それで1m10cmを確保できるようにラックも手直しをしました。モニターを置くスペースはできたのですがパソコン本体の設置の都合もあり、取りあえず2台目のモニターは縦に置いてみました。モニタは90度回転させることができるタイプなので、スタンドはそのままで画面の部分だけを縦にしました。
取りあえずの仮置きのつもりだったのですが、これが使いやすいのです。全く思ってもみなかったメリットがありました。そしてデメリット(?)の解消にもなりました。ワイドタイプのモニターを並べるとかなり横広で、左右方向の視線の移動も大きいと感じます。それを感じなくなりました。これは個人の感じ方の違いだろうとは思いますが。
一番のメリットはソフトによって横置きと縦置きを使い分けられることです。今でも新聞はめがねをかけずに読むことができます。でも最近はかなり読みづらくなってきたので、ここ1、2年はパソコンでデジタル版を紙面ビューアーで読んでいます。
そのときは縦置きのモニターを使います。紙の新聞と同じ紙面のほぼ全面が縦置きのモニターが収まるので、全体を見ながら見出しなどはそのまま読めます。記事を読むときは拡大して必要な部分を表示します。
拡大して読む分には横置きのモニターでも同じように思えますが、縦置きのほうがしっくりくるのです。紙面が縦書きが関係しているのでしょうか?
ワープロであれば縦置きのページ全面が大きく表示できるし、エクセルでも表の形状によって使い分けます。PDF文書も横置きと縦置きを使い分ければとても読みやすくなります。
【はりの助】は横断幕や懸垂幕の作成もできます。大型のプリンターがあれば10mを超すようなものまで簡単に作成できますし、通常のプリンターでもポスター印刷機能でA3やA4用紙に分割して印刷して貼り合わせればそこそこの大きさのものは作れます。
その時に縦書きのモニターを使えば、懸垂幕などの縦に長いものも大きく表示できて編集が楽になります(縦長画面には次期バージョンで対応)。
ラックの整理ができるまでの仮置きのつもりでしたが、横置き縦置きのデュルモニターがすっかり気に入っています。
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