2018年4月26日
「森友文書、財務省が書き換えか 『特例』など文言消える」(朝日新聞 2018/3/2)
この見出しを見たときに「まさか役人が公文書を改ざんするなんてあり得ないだろう」と思いました。公務員がそんなことをするとは信じられなかったからです。しかし朝日新聞が根も葉もないことを書くことはないだろうとも思いました。
実際に改ざんが行われていたのですね。誰が何のために改ざんしたのかは解明されていませんが、何らかの形であの人が関わっていることは間違いないと誰もが思っているのではないでしょうか。
そんな大それた改ざんではないですが、印刷はできるけれど編集ができないファイルの文書を修正する方法をおばさんに質問されました。印刷された原稿にミスがあったので、それを修正したいということです。
エクセルとワードしか入っていないようなパソコンでの作業です。原稿をスキャンして修正するだろうということまでは分かっていたようなので、まずはペイントで修正する方法を教えました。
ペイントならウィンドウズに入っているのでおばさんの職場でも使えます。背景の加工もできますが 文字の編集が少し不便です。それでエクセルでの方法を教えました スキャンした画像を エクセルに挿入して サイズを調整します。修正したい箇所に四角形の図形を挿入して、背景と線を白にします。そして文字を入力して、文字の色を黒にします。他にも修正箇所があれば今の図形をコピーして文字だけを変更します。
翌日スキャンした画像の背景のことが気になりました。JPEGでのスキャンはモノクロでは選択できなくて、カラーかグレースケールになると言ってました。ということは印刷した用紙の色が出るのではないかということです。
案の定、文字を修正したところの背景と全体の背景の色が違って、修正したことがすぐにわかるというのです。家のスキャナーであればモノクロでスキャンできるので実際に試してみました。
次の図は同じ原稿をカラーとモノクロの両方でスキャンした画像に背景が白の四角形を貼り付けて文字を入力したものです。モノクロでは背景も白になっているので、全く目立っていません。
印刷すると同じ間隔で操作すれば画像に変換するソフトもありますが、それも使えません。それでワードで打ち直したそうです。その場合も PDFでスキャンすれば文字を取り出すことができるのですが、それもできないのです。結局全て打ち直しです。最初から ワードで 作成した方が早かったのですが、画像の修正など初めてのことを勉強できたのは良かったと言っています。
こうしておばさんの文書改ざん計画は未遂に終わったのです。
「おじさんとおばさんのつぶやき」
「つぶやき」の目次
「家を建てるなら」の目次