2017年9月20日
「高知ぢばさんセンター」での会に参加していたときに気が付いたことです。そこは体育館のような大ホールといくつかの研修室があり、今年で6回目となる「ものづくり総合技術展」の会場にもなります。
数年前からそこで行われるセミナーに参加していて昼休みにはそこの「カフェレスト喫茶 vivi」で食べていました。日替わり弁当が550円で、おかずの品数も多くて美味しいのです。説明会は昼前までだったので、その日viviに行きました。
前日にあったイベントの片づけでしょうか、大型のトラックが何台か大ホールのすぐそばに停まっています。viviの手前付近で何人かの人が地面に座り込んでタバコを吸っています。イベントの片づけ関係の人たちのようでした。
それだけなら何も思わないのですが、そこは大ホールの玄関前で、喫煙室がすぐ横にあるのです。煙を避けながら足早にviviに入りました。
余談ですが日替わり弁当はメインを2つから選べます。その日はサバのフライか南蛮だったので、フライにしました。食べ終わって外に出ると、玄関前には誰もいないのにタバコが臭います。よく見ると喫煙室のドアを開けたままで、何人かがタバコを吸っています。
喫煙室が有りながら、その外で吸うというのは以ての外ですが、ドアをきちんと閉めずに吸っているのを時々見かけます。喫煙者のマナーの問題でしょうが、出入りのときの僅かな時間でも臭いと思うことがあります。喫煙室自体にも何らかの対策が必要だと思いました。
一つは喫煙室の空気の処理です。単に仕切るだけでなく、最も効果が出るように換気扇を取り付ける。換気扇があっても動作していないことがあるので、喫煙とその後の一定時間までは確実に運転させることも必要でしょう。
今回思ったのはドアの開放をさせない仕組みです。例えばドアが開いている時間は音を出すようにします。開いている時間が長くなるとだんだん音が大きくなるというのはどうでしょうか。これなら出入りのときに必要以上に時間をかけるのも防げそうです。
ドアが勝手に閉まるようにする方法もあります。自動ドアでなくても、重りを利用するなどで、比較的簡単にできるでと思います。
厚生労働省が前の国会に提出を予定していた健康増進法改正案は、自民党の猛反発を受けて頓挫しました。自民党たばこ議員連盟は「禁煙」ではなく「分煙」を進めればいいように言っています。
でも分煙では受動喫煙を防げないそうです。(「日本の受動喫煙対策『前世紀並みに遅れ』 WHOが視察」 朝日新聞デジタル 2017年4月16日)実際に今回のことでも喫煙室は全くその役割を果たしていません。
そのための対策を今すぐにでもできることで考えましたが、「世界最低レベル」(世界保健機関)とされる日本の現状を変えるためにはきちんと法整備をしなければならないと思います。
安倍首相は衆議院を解散するようです。臨時国会で森友・加計学園問題をめぐる野党の追及を避けるための「疑惑隠し解散」とも言われていますね。
「大義なき解散」とも言われていましたが、「消費増税」を公約に盛り込む方針だということが急に報じられました。降ってわいた話のように思えますが、この機会に野党は受動喫煙防止の法整備も公約に掲げてほしいものです。
野党には投票したくないという場合でも、自民党タバコ議員連盟のメンバーには投票しないという動きが出れば状況が変わると思いますが、どうでしょうか。
「おじさんとおばさんのつぶやき」
「つぶやき」の目次
「家を建てるなら」の目次