おじさんとおばさんのつぶやき出張所

2002年から「おじさんとおばさんのつぶやき」というHPで書いていた記事をこちらのブログで書いていきます。

新築なのに自分で火災警報器を取り付けた理由

2017年04月30日 18時52分49秒 | 家を建てるなら
2017年4月30日

前回の「火災警報器のテストをしていますか」で火災警報器を6箇所につけていること、その内の4箇所は自分で取り付けたことを書きました。

その理由は完成時には2箇所にしか付いていなかったからです。当たり前すぎてわざわざ理由とか言う必要のないことですね。書きたいのはどうして4箇所に追加したかです。

一般の住宅で火災警報器の設置が義務づけられているのは寝室です。2階建ての場合には階段にも必要です。街中で見かける家はほとんどが2階建てなので、寝室と階段の最低2箇所には必要です。言い換えれば2箇所につければ良いとも考えられます。

それを6箇所にしたのには見積書が関係したのです。この「家を建てるなら」の2回目で「『生協の家』との出会い」として書きましたが、ハウスメーカーなどではなく「生協の家」のシステムで建てました。後で良かったと思ったのは見積書がきちんとしていたことです。

他の見積書は知りませんが、例えば窓にしても「金属製建具工事一式 ○○円」というような大雑把な記載しかないものもあるようです。でも、おじさんが手にした見積書は細かく書かれています。

先ほどの「金属製建具工事」であればその中に「アルミサッシ工事」の項目があり、そこでは一つ一つの窓についてのサイズと商品名が記載され、サッシと網戸に分けて金額が書かれています。とてもわかりやすかったので見積書はよく見ていて、何度か間違いも見つけました。

実際に住みだしてから火災警報器がどんなタイプなのかが気になって見積書で調べました。けむり感知式が5個と熱感知式1個の計6個と書かれているのに気がついたのです。でも実際には2箇所にしか付いていません。設計図も2箇所にしかありません。



設計士に連絡するとすぐに工務店に確認してくれて、見積書が間違っていることを認めてもらいました。当然4個分の金額は返してもらうことになったのです。

それで返してもらったお金で同じ4個を買うことにしてどんな機種が良いか調べました。例えば2階で寝ているときに1階で火災が起こった場合、煙が流れてくるまで2階の警報器は鳴りません。連動式だと1階の警報器が感知すると、少しだけ遅れて2階の警報器も鳴り出します。もしもの場合に少しでも早く気がつくように、返してもらった額よりは高くなるけれど連動式を取り付けました。

火災警報器の性能までは気にしていなかったのに、工務店が間違った見積もりをしたために、結果としては納得のいく警報器を充分な個数取り付けることができました。

これも見積書が細かく書かれていたからです。「生協の家」のシステムに感謝です。


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落下物から身を守るには

2017年04月15日 18時42分53秒 | つぶやき
2017年4月15日

40年以上前、おじさんが高校のころの体育祭の話です。

体育祭では各組(色)ごと応援アーチを造っていました。合板を何枚も並べて絵を描いたパネルを土台に取り付けたものです。

今はそのような土台はパイプを使っているでしょうね。建設現場の足場を造っているパイプです。パイプを組んだり、解体する場面をよく見かけると思います。パイプを差し込むだけで組んでいけます。

今でも使うことがあるようですが、昔は丸太を番線で締めて足場を造っていました。番線とは焼きなました鉄線のことで、ピアノ線などと違って曲げやすいものです。それをシノという道具で締め付けます。

番線を締めすぎると切れてしまいます。番線を締めた経験は少ないのですが、締めすぎた経験は何度もあります。番線を切るための道具に番線カッターがあります。少し違いますがペンチの大きいようなものです。

応援アーチの製作は3年生が担当します。おじさんが3年生のときのアーチがどんなだったかは全く覚えていません。土台を組む作業をしていたことは覚えています。

ある程度丸太が組み上がった段階でした。おじさんは2m位の高さの段に乗って何かの作業をしていました。頭の上の方の段でも同級生が作業しています。

その時におじさんの右の肘に何かが当たって、下の方で騒ぎが起こりました。番線カッターを丸太に引っかけていたのが落ちたのだと聞きました。

下の方の騒ぎはおじさんに当たったことを心配してではなく、おじさんの下にいた同級生に対してでした。おじさんの肘に当たった番線カッターが、同級生の頭に当たったのです。

同級生は病院に連れて行かれましたが、心配するほどのことはなかったようです。おじさんの肘に当たったことで直撃を免れたのかもしれません。逆におじさんの肘に当たってコースが変わらなければ当たらずに済んでいたのかもしれません。

大事には至らなかったのですが、一歩間違えば大変なことになっていました。落下物が頭に当たったことで転落ということもありますから。

高いところで作業するときは命綱が必要ですね。命綱があることでバランスを保って転落を防ぐこともできるでしょう。自分の身とは別に道具を落とさない工夫も必要でしょう。

最悪、転落した場合や何かを落とした場合にはヘルメットが大事です。この例のように落下物が当たった場合でもヘルメットが衝撃を和らげてくれます。



事故はちょっとした隙に起こると思って、念には念を入れた準備をしなくてはいけませんね。


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