おじさんとおばさんのつぶやき出張所

2002年から「おじさんとおばさんのつぶやき」というHPで書いていた記事をこちらのブログで書いていきます。

マラソンや競歩などの目隠しには選手への「おもてなし」を

2021年08月07日 17時01分20秒 | つぶやき
2021年8月7日

これは6月分のつぶやきで、昨日の続きです。



その前に「ほぼ『密』、ビール片手大声で声援 札幌市で五輪競歩」(朝日新聞デジタル2021年8月6日 6時15分)を読んで驚きました。

「五輪を生で見てみたかった。スタッフには申し訳ないが、コロナはあまり気にしていない」とか「観戦自粛はわかる。だが、日本の選手が出場しているのだから、応援するのは当然」という声や、「日本選手が先頭争いに絡むと、マスクを外して『がんばれ』などと叫ぶ人も目立った。」と書かれているのです。

さらに、ビールを飲みながら大声で声援をしていた人がいたことや「観戦自粛のプラカードを下げたボランティアスタッフが『危ないので密集しないで』と呼びかけたら、年配男性に『関係ないだろ』と怒られた。」とも書かれていました。

沿道での観戦自粛が呼びかけられているにもかかわらず、多くの人が訪れていることで、北海道と札幌市は大会組織委員会に対策強化の徹底を申し入れたとのことです。

横断幕で目隠しをするとして、その設定方法も考えましょう。取りあえず個人レベルでもできるような簡単であまり費用のかからない方法です。

長くなると扱いにくいので横断幕の長さは12mで考えます。支柱の間隔を4mとすると両端に1本ずつと間に2本、計4本の支柱を取り付けます。ある程度の強度があって重すぎないものが良いでしょう。角材や水道のビニールパイプなら手に入りやすいし加工も楽だと思います。

それを立てるための土台が必要ですが、観戦自粛のカードを持って呼びかける代わりの目隠しなので、その人たちに支えてもらうことにします。中の2本は一人ずつ必要ですが、端は2枚分を一緒に支えられるので横断幕1枚につき3人必要です。

1200mなら300人です。12000mだと3000人です。結構な人数ですが道路には街路樹や標識の支柱等もあります。それを利用すれば支柱の数はぐっと減ります。スタッフの必要数も減るのです。

そんな計算をしているときに女子の競歩を見ていて気がつきました。道路と歩道の間に胸ぐらいの高さまでの衝立のようなものが置かれているのです。卓球の防球フェンスのようなものです。赤地で五輪マークが描かれています。それがコースのかなりの部分に見えます。


「ほぼ『密』、ビール片手大声で声援 札幌市で五輪競歩」(朝日新聞デジタル2021年8月6日 6時15分)

どんな役に立っているのかは分かりませんが、それを高くすればおじさんが考えていた目隠しになるのです。ついつい費用が気になって安くできる方法を考えてしまいましたが、オリンピックは費用のことは気にしなくても良さそうです。

目隠しを設置することだけを決めれば、専門の業者に委託すればいいのですよね。目隠しをすることで風の通りが悪くなることはないか、もし風の通りが悪くなって暑さが増す場合はどうするか等も専門の人にお任せです。ただし横断幕の内容(?)はしっかり考えましょう。

横断幕はロール紙で、とすぐに思ったのは文字でも絵でも手軽に描けるからです。厳しいレースに参加する選手たちが無味乾燥な目隠しの中で走ってもらいたくない。レース中に見る余裕はないかもしれないが、応援のメッセージを送りたいと思います。

参加選手の国旗、日本の自然、応援している人々の顔、励ましの言葉などを「おもてなし」の心で、横断幕に描くのです。

描くのは希望する人達にお願いします。小中学校の子供たち、美術部や書道部の生徒、職場や地域のサークルなどに参加してもらいます。

1団体5mとしても200団体で1000m、1団体10mで1000団体なら10000mです。夢物語ではないと思います。

ロール紙に書く以外にも方法があります。鯉のぼりやフラフ(高知県では)、大漁旗、Tシャツアートなどを利用しても良いかもしれません。

明日の男子マラソンには間に合いませんが、沿道の対策を真剣に考えて知恵を出し合えば、沿道の密集状態を避けられるはずです。

感染が急拡大しています。オリンピックの強行開催には今でも反対ですが、無事に明日の閉幕が迎えられることを願います。



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マラソンや競歩などの沿道に目隠しを

2021年08月06日 18時19分30秒 | つぶやき
2021年8月6日

これは5月分のつぶやきです。
前回、聖火リレー沿道の密状態対策について書きました。そしてオリンピック本番では聖火リレー以上の対策も必要とも書いたのですが、予想通りのことが起きていますね。

昨日の朝日新聞デジタル(2021年8月5日 20時32分)には「『観戦自粛は知っていたけど…』札幌で競歩、沿道に人垣」という見出しで、コース沿いの9枚の写真のとともに沿道の様子を伝えています。

記事では「観戦自粛なのは知っていたけど、ちょっとだけ見てみようと思って。新型コロナの感染が広がってほしくないから五輪は開催してほしくなかったけど、開催したらしたで応援しちゃう」という札幌市の女性(40)の声も紹介されています。

「観戦自粛」のパネルを追ったスタッフが立ち止まらないように呼びかけもしていたようですが、効果はなかったようですね。わざわざ見に行っている人もいるのだから当然のことでしょう。



それならどうするか。一番は歩行者が通行できなくすることですね。交通規制の地図を見ると「歩行者通行不可」と示された区間もありますがごく一部のようです。通行不可の区間を拡大すると色々と支障が出るでしょうからね。

通行を止められないなら方法はないのでしょうか。何かあるはずです。

そうです、見られなくすれば良いのです。観戦が目的ではなく、必要があって歩いていても選手が目に入れば立ち止まって見てみたいと思うでしょう。でも目に入らなければそんな思いはなくなります。

コース沿いの歩道に行っても見られないということを周知しておけば、わざわざ見に行こうと思う人は大きく減ると思います。

そんなことはできないという前に、見られなくするにはどうするかを考えましょう。おじさんがすぐに思いつくのは目隠しをすることです。歩道から車道が見えなくなるような目隠しです。方法はいくつもあるはずですが、できるだけ費用も手間もかからない方法で考えます。

その一つは横断幕のようなものを使います。おじさんが以前勤めていた施設では授業で使うための教材作りの支援をしていました。大判プリンターを使って模造紙大やそれ以上の大きさに拡大印刷をするのです。

そこで使っていたプリンターは約1メートル10センチ幅のロール紙で最大18メートルまで印刷できます。おじさんは11メートルぐらいの長さまで印刷したことがあります。このロール紙を目隠しに使います。

用紙の上端が地面から1メートル70センチくらいの位置から垂らします。そうするとほとんどの人の目の高さより上になります。身長2メートルくらいの人でも、選手の頭が見えるくらいではないでしょうか。

逆に下端は地面から60センチの位置になるので、座り込むか寝転がるかしないと見えません。座り込んだとしても選手の足が見えるくらいだと思います。

これは実際に使ったことのあるサイズのロール紙の場合ですが、もっと幅の広いロール紙なら上からも下からも見られない目隠しができます。また紙でなくても布やビニールシートのようなものであれば雨に濡れて破れるという心配もありません。

このつぶやきはニュースで見た映像と新聞記事の情報を元に書いていますが、今放映されている女子の競歩を見て気がついたことがあります。
そのことと、選手のための工夫も含めて明日書くことにします。



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