おじさんとおばさんのつぶやき出張所

2002年から「おじさんとおばさんのつぶやき」というHPで書いていた記事をこちらのブログで書いていきます。

階段途中の窓は取り付ける高さによって手の届かない部分ができる

2017年12月30日 09時08分14秒 | 家を建てるなら
2017年12月31日


前回の「階段の窓を斜めに付けるというおかしな発想」をもう一度考えていました。上の図のようにサッシを斜めに取り付けるのは却下で仕方ないですね。

下の図のように階段状に付けるのは掃除が大変だとおばさんに言われました。サッシ代や工事費のことは考えたのですが、住みだしてからの手入れのことには気がついていなかったですね。

夜に階段全体の照明を点けてなくても階段の一段一段がわかるのは効果があると思います。LEDの小さなライトを常夜灯にするのです。これはもう少し考えてもいいと思います。

斜めの階段は却下されたので、ごく普通の窓にしました。部屋に付けたのと同じ引き違い窓です。幅も高さもほぼ同じ大きさです。明るさも十分だし開放感もあります。

でも問題があります。階段の上部側の窓の端に立つと問題ないのですが、反対側に立つと窓の上部に手が届きません。背の低い子どもなら中央のロックにも届かないでしょう。



階段以外の場所でも天井近くの高い位置には手が届きません。そんなときには踏み台や脚立を使いますね。しかし階段には踏み台も脚立も置けません。

階段一段に置ける奥行きの狭い踏み台を使うのはとても危なっかしいです。二段にまたがって置けるような段違いになった踏み台ならもう少し安定するでしょうか。それでも踏み台自体が滑って段を外れることも考えられます。やはり階段に踏み台を置くのは危険ですね。

「階段を安全に」<2010年9月30日>で書いたように階段は途中でUターンしています。踊り場には段がないのでそこに付けていれば今の問題は起こりません。

でもそれだと階段の下の方が暗くなります。そうならないように階段の途中に付けたことと窓の幅と高さが1メートルくらいあることから起きた問題です。
これを解決するためには小さめの窓を階段途中に2つとかそれ以上付けることになります。当然その窓は段違いに付けなければなりません。
こうして考えると階段を斜めに付けるという発想にも意味があると思うのですが・・・。

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階段の窓を斜めに付けるというおかしな発想

2017年12月28日 11時04分36秒 | 家を建てるなら
2017年12月28日

家を建てようと思ってからは散歩をしていても家のことが気になり、周囲の家を観察しました。まずはやはり外形です。そして窓でしょうか。

窓のことをよく知らない頃は窓の数が多いか少ないか程度だったと思います。少し分かってきたら窓のタイプですね。ルーバー窓は外からでも分かります。突き出し窓かすべり出し窓かの区別はできませんが引き違い窓でないことはわかります。そのように見比べながら窓のことも考えました。

設計はまず間取りから始めました。間取りが決まってから窓です。部屋の窓は引き違い窓と決めていたし、どの面に付けるかも間取りの条件になっていました。宅配窓も同じです。

台所の明かり取りもすんなり決まりました。最後まで考えたのが階段の窓です。階段の窓の大きな目的が明かり取りだとすると、とても良い案が浮かんだのです。

窓を階段の角度に合わせて斜めに付けるのです。その時点では付ける位置や窓の大きさまでは決めていなかったけども、人が侵入できないくらいの細長い窓を膝より下の位置に付けることになったでしょう。



こうすると足下は明るくなります。ついでに照明も同じように付ければ夜でも足下は安心です。階段と同じ角度なので見た目にも自然だと思いました。

ところが設計士に話すと即座に却下されました。中から見ると階段に沿っているので自然に見えても、外からだと奇抜に見えるだろうとは思いました。けれどもそれも面白いと思ったのですが。

それで階段を斜めに付けるという案は消えてしまいました。でもこれを書いていてまた案が浮かびました。外から見たときに階段の窓だけが斜めになっているのが問題なら外側と内側の形状を変えれば良いのです。

普通の四角い窓を付けます。外側は普通の工事です。内側に工夫をします。考え方としては窓の部分にも内側の壁を付けて、その壁を斜めに細長く切り取り取って上の図のようにするのです。こうすると外見の問題は解決します。

もう一つ案があります。小さな窓を複数付けます。階段に合わせて取りつける高さを変えるのです。これなら窓を斜めにするより違和感がないと思うし、実際にもありそうに思います。



ただし、窓の数が増えるとその分手間がかかるし、手間がかかると工事費も上がるでしょう。そこまでして斜めにこだわる必要があるかと言われそうです。

でも、一段ずつに明かりがあれば段がよく分かっていいようにも思います。こんなおじさんの発想はやはり変なのでしょうか。

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取扱説明書の印刷に【はりの助】が活躍

2017年12月25日 11時26分54秒 | つぶやき
2017年12月25日


前回の「タイヤチェーンの取扱説明書がない」からの続きです。

検索すると動画での説明がありました。それを見ると考えていた通りです。しかし、メーカーが作成した動画ではなく個人がユーチューブにアップしたものです。

疑り深いおじさんはメーカーの作成した説明が欲しいのです。装着の方法だけでなく重要な注意事項があるかもしれないと心配してしまいます。

またチェーンが必要な山道では通信ができないことも考えられます。そうするとユーチューブを見ることはできません。

それでメーカーのホームページを探すのですが、出てくるのは価格.comや通販のページばかりでした。こんなときに便利なのが指定した文字を含んだページは検索対象から外す機能です。これで取扱説明書のPDFファイルがダウンロードできました。

ところが文字が小さいのです。そのままA4用紙に印刷してしまうとおじさんには読めません。そこで活躍したのが【はりの助】です。

一つのページを複数の用紙に分割して印刷する方法があります。ポスター印刷と呼ばれると思いますが、普通の方法では用紙の周囲に印刷されない部分ができるのでそれをカットしないといけません。とても手間なことです。

【はりの助】にはおじさんが独自に開発して特許も出願している「カット不要印刷」という機能があります。用紙寸法の誤差を補正する機能で、フチなし印刷したそのままの状態で突き合わせると、ほぼ完璧に結合できます。

先月行われた「第6回 ものづくり総合技術展」に出展したときは、姫路城の写真をA4写真用紙8枚に印刷したものを展示しました。それを見た人は皆次のように言っていました。

「少し離れると1枚の写真にしか見えない。」
「近くでよく見ると用紙の継ぎ目のスジはわかるが、写真のズレは全く分からない。」

<A4写真用紙4枚に印刷して結合した3種類の写真をHPに掲載>

ダウンロードしたPDFファイルをJPGファイルに変換し、上下の不要な部分をトリミングしてから【はりの助】に貼り付けて印刷しました。



A4用紙3枚に印刷したので、文字もはっきり読めます。用紙寸法の誤差を補正しなかったので、継ぎ目の文字が少し重複していますが、読むのには問題ありません。

ケースに入れておくとチェーンを使ったあとに濡れることもあるので、クリアポケットに入れて運転席の背もたれのポケットに入れることにしました。

そこで目に飛び込んできたのは、チェーンに付属していた元々の取扱説明書です。今考えたのと同じようにチェーンと一緒にすると汚れると思ってポケットに入れていたのです。

どうして先にポケットを探さなかったのか。ネットで検索して印刷した手間は何だったんだろうと思いました。
しかし【はりの助】の便利さを改めて実感できて良かったんだと自分で慰めています。
もちろん同じ失敗をしないように「取扱説明書は背もたれのポケット」と書いた紙をチェーンと一緒にケースに入れました。

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タイヤチェーンの取扱説明書がない

2017年12月15日 19時38分37秒 | つぶやき
2017年12月15日


この話には落ちがあります。

12月になってすぐタイヤチェーンをトランクに積みました。毎年この時期に積むのですが、何年も使っていなかったのでケースを開けて点検もしました。

雪道を頻繁に走るわけではないですが、若い頃からチェーンの装着は慣れていました。チェーンをタイヤの前か後ろに置いて車を移動するかジャッキアップして装着するのが基本(?)でしょうか。

はしご形のチェーンは車の移動もジャッキアップもせずに装着することができます。それで前日に装着方法を思い出しながらイメージトレーニングをしていました。あとはチェーンに異常がないか、部品が揃っているかの点検です。

本当は毎年点検すべきだと思いますが、ここ数年はしていなかったです。チェーン一式だけでなく手袋も必要です。軍手だと濡れて冷たいのでおじさんはゴム手袋も使います。チェーンの装着には針金のハンガーがあると便利です。それらもチェーンと一緒にケースに入れているはずです。

ケースを開けてチェーンを取り出すとイメージしていたのとは違います。はしご形ではなくて亀甲形です。しかも変な器具が付いています。

少なくても買ってから1回は使っています。しばらく眺めていて思い出しました。移動もジャッキアップもせずに取りつける方法が簡単にできるように工夫されたチェーンだったのです。

取り付け方は同じで、タイヤの接地面の周囲にチェーンを回して、内側になる方のチェーンの両端を接続します。写真の赤丸の部分です。そこをタイヤの上部を超して向こう側(内側)に落とします。あとは手前の部分を締めるのですが、この部分に工夫された器具が付いています。その器具の使い方も多分これだと思えるまで考えました。しかし、もし間違っていて走行中に外れたら大変です。



それで取扱説明書で確認しようと思ったのに、ないのです。ケースに残っているのは、チェーンを収納する袋とゴム手袋とハンガーだけです。ケースの外側のラベルにも説明は書かれていません。

昔はここで大騒ぎになるところですが、今はインターネットがあります。パソコン関係だけでなく家電製品などでもホームページからダウンロードできます。この取扱説明書もホームページにあると信じてケースに書かれた型番で検索しました。

つづく(次回は12月25日の予定です)

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