2022年2月28日
数年前の夏の朝のことです。その日は徒歩で職場に向かっていると、暑くなったので途中のコンビニで水を買いました。買ったのはこの1本だけだったので袋は断り、テープを貼ってもらってペットボトルを握って店を出ました。。
歩き始めてすぐに「しまった」と思いました。ペットボトルを握っていると温もってしまう。そうかと言ってペットボトルの首の部分を指で挟んでずっと歩くのも大変。レジ袋をもらえば良かったと思いました。
レジ袋が有料になってからは何も言わなくてもテープを貼られることが多くなりました。数点の買い物でエコバッグを持っていても貼られることもあります。ひとつひとつに貼るのも手間だろうと思いますが、おじさんには困ることがあります。
写真は先日ホームセンターで買ったコードを止めるクリップと石こうボードなどにネジを止めるときのプラグです。このような袋や台紙などで、後々必要だと思うものはスキャンして残しています。同じものをまた購入する場合などに役立つからです。また字が小さくて読みにくい場合もスキャンして読みます。そのときにテープが邪魔なのです。
例えばこのプラグの場合には、プラグを差し込む下穴の直径は何ミリか、適合するネジの大きさはなどの情報が書かれています。台所用品などでは耐熱温度が大事です。素材も安心できるものかどうかの判断に必要です。分別の情報が書かれているものもあります。
プラグであれば使用するネジに合ったものを購入しますが、残ったものを後になって使う場合には忘れています。色々なものでそんなことはよくあります。
それならスキャンする前にテープを剥がせばと言われるかもしれませんが、それは結構な手間ですしすんなり剥がれてはくれませんよね。しかも紙も一緒に剥がれて全く読めなくなることもあります。それで印刷面にはテープを貼らないでと伝えると、面倒な客だなというような顔をされたことがあります。
先日は写真のコードクリップとプラグを買いました。言おうとしたときにはコードクリップにはテープが貼られていました。プラグは裏返して台紙に貼ろうとしていたので、「印刷面ではなくプラスチックの部分に貼ってください。」と言いました。続けて「印刷面には読みたい情報があるから」と伝えると納得してくれました。下の写真がそのときのものです。
レジに並んでいる客がいて、いくつもの品物にテープを貼るときに、いちいち貼る場所に気を付けるのは大変だと思われるかもしれません。でもちょっと意識するだけでできるようにも思います。先ほどの例では表ではなく裏に貼ろうとしていたようですから。
おじさんはこのような思いを持っていますが、中には表面には貼るなという人がいるかもしれません。印刷面には貼らないでという客がいたら、この客には大事な情報だなと思ってくれることを願います。
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