あれは,あれで良いのかなPART2

世の中の様々なニュースをばっさり斬ってみます。
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「ごくせん」から教育を考える

2005年03月13日 18時22分18秒 | 教育問題
日本テレビ系ドラマ「ごくせん」が視聴率30%を越えたそうですね。
私は,ドラマはあまり見ない方で,このドラマも見ていませんが,CM等で仲間由紀恵のジャージ姿とすごみをみていると,それだけで「なんかおもしろそうなドラマ」というイメージを持ってしまいます。

さて,このドラマ,見ていない人が言うのも何ですが,なぜこんなに受けるのでしょうか。きっと,次の点が受けているのでしょう。
1 役者陣がそろっている。
2 原作がおもしろい。
3 演出と脚本のできがよい。
4 なんとなく共感できる内容。

1から3まではまあ世間一般のドラマと同じですが,幅広い視聴者層をゲットしたこのドラマでは,4の「なんとなく共感できる内容」という点が特に良かったのではないのでしょうか。

今,日本の教育は揺れ動いています。ゆとり教育の見直し,世界的レベルでの学力低下,教師と児童と親のモラル低下などなど。
学校教育という屋台骨がおかしくなると,その国は必ず滅びます。言い方を変えると,学校教育という制度を利用することで,国家は如何様にも今後の方向性を持っていくことができるわけです(それを変な方向にしないために,憲法23条や26条があるのですが。)。
そんな世の中において,この「ごくせん」は今の教育現場になく,かつこれから求められる姿を見事に現しているのではないでしょうか。
特に,次の点がポイントだと思います(しつこいですが,ドラマ見ていないので,嘘でたらめだったらごめんなさいm(__)m)。
1 生徒は少人数(30人以下)のクラスである。
2 教師が教育に対する揺るがない信念を持っている。
3 教師が生徒を一人として見捨てない。
4 教師が上司,教育委員会,PTA等に媚び売らない。また,上司からの命令も自己の新年に反していれば無視する。
5 教師に好調になろうという出世欲がない。
6 教師が生徒に対してきれい事ですべてをすまそうとしない。しかし,人の道だけは絶対に外させない。
7 教師が生徒の顔色をうかがわず,ざっくばらんに話をする。

これをすべて満たす教師や学校って,おそらくないので?(もっとも,あったらあったでおそろしいかも)。

これを踏まえて,次回以降,勝手な教育論を述べたいと思いますが,長くなりすぎたので日を改めて(^.^)/~~~


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