正月早々猟奇的な殺人事件が発生しました。
なんと，兄が実の妹を殺した上で，遺体を切断したとして，とりあえず死体損壊罪で逮捕されました。
この兄は殺人についても容疑を認めているため，死体損壊の勾留期間満了を待って殺人容疑で再逮捕されると思われます。
次男を死体損壊容疑で逮捕 渋谷の女子短大生遺体切断(朝日新聞) - goo ニュース
子供の逃げ道が必要かも
報道によりますと，この兄は現在２１歳で予備校生，一方妹は２０歳で短大生，実家は歯科医という環境もあり，この兄は歯科大学を目指して勉強していました。
しかし，勉強をあまりしないことなどを妹になじられたことでかーっとなって殺してしまい，その後予備校の合宿に行くために死体を隠そうと思いバラバラにしたということのようです。
ここからは推測ですが，この兄，学力はともかく，そもそも歯学部に向いていない人だったのかもしれません。しかし，実家が歯科医ということから，「有無を言わさず将来は歯医者」というレールを敷かれてしまったのかもしれません。
しかし，それがプレッシャーになったのか，なかなか結果が出せませんでした。そして，そのことから，おそらく家族中から「負け犬」扱いされていた可能性が考えられます。自分が敗者だと思い込んでいたのかもしれません。
その鬱積がたまっていたところで，妹の一言で一気に爆発してしまったのではないでしょうか。
そういえば，去年も，父親のスパルタ教育を逃れるために自宅に放火して，母と妹を焼死させてしまったという事件がありました。過度の期待というのは，どこかで爆発してしまう可能性があるのかもしれませんね。
とはいえ，世の中には，まだまだこのように「レールに敷かれてしまった子供」は多く存在するのではないでしょうか。もちろん，やれる子はやれますし，自らの意思でドロップアウトして別の路線に行く場合もあります。これらは別に問題ないでしょう。
一番問題なのは，「ドロップアウトしたいけどできない」人ではないでしょうか。それは，「相談できる相手もいない」という問題があるのかもしれません。もちろん，こういう場合は親にはなかなか相談できないでしょう。また，友人に相談しても，これは友人には重過ぎます。
こういう場合のためにも，「子供のための相談センター」が必要なのかもしれません。このようなセンターがあれば，いじめ被害者へのアドバイスもできるのではないでしょうか。
もちろん，これから本格的な捜査をするため，本当の動機は何かはまだなんともいえません。しかし，このような猟奇的な事件回避のためには，「子供の逃げ道」も考える必要があるのかもしれません。そして，逃げ道を作っておくのは，大人の役割といえるでしょう。
ただ，もっというと，親が子供をしっかり見る，ということが大切なのではないでしょうか。特に，「歴代＊＊」などでレールを敷いているような家庭ほど，子供がそのレールに乗れるか否か，しっかり見極める必要があるでしょう。
子供は，親のおもちゃではありません。
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なんと，兄が実の妹を殺した上で，遺体を切断したとして，とりあえず死体損壊罪で逮捕されました。
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子供の逃げ道が必要かも
報道によりますと，この兄は現在２１歳で予備校生，一方妹は２０歳で短大生，実家は歯科医という環境もあり，この兄は歯科大学を目指して勉強していました。
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ここからは推測ですが，この兄，学力はともかく，そもそも歯学部に向いていない人だったのかもしれません。しかし，実家が歯科医ということから，「有無を言わさず将来は歯医者」というレールを敷かれてしまったのかもしれません。
しかし，それがプレッシャーになったのか，なかなか結果が出せませんでした。そして，そのことから，おそらく家族中から「負け犬」扱いされていた可能性が考えられます。自分が敗者だと思い込んでいたのかもしれません。
その鬱積がたまっていたところで，妹の一言で一気に爆発してしまったのではないでしょうか。
そういえば，去年も，父親のスパルタ教育を逃れるために自宅に放火して，母と妹を焼死させてしまったという事件がありました。過度の期待というのは，どこかで爆発してしまう可能性があるのかもしれませんね。
とはいえ，世の中には，まだまだこのように「レールに敷かれてしまった子供」は多く存在するのではないでしょうか。もちろん，やれる子はやれますし，自らの意思でドロップアウトして別の路線に行く場合もあります。これらは別に問題ないでしょう。
一番問題なのは，「ドロップアウトしたいけどできない」人ではないでしょうか。それは，「相談できる相手もいない」という問題があるのかもしれません。もちろん，こういう場合は親にはなかなか相談できないでしょう。また，友人に相談しても，これは友人には重過ぎます。
こういう場合のためにも，「子供のための相談センター」が必要なのかもしれません。このようなセンターがあれば，いじめ被害者へのアドバイスもできるのではないでしょうか。
もちろん，これから本格的な捜査をするため，本当の動機は何かはまだなんともいえません。しかし，このような猟奇的な事件回避のためには，「子供の逃げ道」も考える必要があるのかもしれません。そして，逃げ道を作っておくのは，大人の役割といえるでしょう。
ただ，もっというと，親が子供をしっかり見る，ということが大切なのではないでしょうか。特に，「歴代＊＊」などでレールを敷いているような家庭ほど，子供がそのレールに乗れるか否か，しっかり見極める必要があるでしょう。
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