リリオーの日記

気が付いたことを書きます。

バスツアー・・・2

2008-04-26 21:24:04 | Weblog

江戸の街には初鰹が姿を見せ、「女房を質に入れても初鰹」と言うほど、見栄っ張りの江戸市民に珍重された。だがそれは鰹を食いたいわけでなく、この鋭角的な銀白色の魚型に季節を先取りする喜びを味わったのである。それほど江戸市民にとって季節感は重要であった。
(「刺客の花道」森村誠一より)
江戸時代の人たちも季節を先取りして鰹を食べていたんだ。知っていたんだね。リリオーも魚の新鮮さ、おいしさを教えてもらったのは勝浦だった。
友達のご夫婦には感謝している。
でも、今は、藁火で炙るなんてことはないだろう。ガスバーナーで炙って出すんだろうね。それに、いつでも食べることが出来る。季節感ないね。
子供の頃、夏の大掃除が終わって、井戸に冷やしていたスイカを食べるのが嬉しかった。口に含むと甘い汁がパッと広がりシャキシャキ食べた。そのスイカもいつでも食べることが出来るし、あの時の甘いおいしいスイカに出会っていないような気がする。
あああ・・・おいしい鰹のタタキも甘いスイカも食べたいなあ。

那智の滝、那智大社、青岸渡寺は変わっていなかった。今、当時の写真を見て懐かしんでいる。
変わったのは鰹のタタキとリリオーの顔。当時は可愛かったんだよ。
20才だったんだもん。リリオーにもそんな年齢の時があったんだ。