「密命」見参!寒月霞斬り
金曜日9時~テレビで放送されていた。そう、いた・・・もう終わっている。
最終は6月20日。見られなかったので録画しておき、この前やっと見た。
寒月霞斬り一の太刀・・・水面に映る月を水中から切り上げて、刃の早さを修行。格好良いねえ!
毎回、毎回、テンポの速さ、演出の巧さにドキドキハラハラが続くドラマであった。
主演、金杉惣三郎を演ずる榎木孝明・・・浅見光彦シリーズを見た(それも再々放送くらいで)くらいで、あまり知らなかったがすっかりファンになった。
原作が素晴らしいのであろう。「佐伯康英」
早速、紀伊國屋書店に行き買い求め一気に読んだ。
司馬遼太郎氏の本を読むくらいで、時代物は好きでなかったが、読みやすいし文章が綺麗、上手い!
・・・殺気が膨らんで、地表から這い上がってきた。惣三郎は地擦りから襲いくる刃を逆袈裟に切り上げて受け流し、頭上に振り上げた。そこで刃の柄に両手を添えると半円を描くように切り下げた・・・
このような、うっとりする文章が並んでいる。
2作目「密命」弦月三十二人斬り・・・もう読み終わる。
シリーズ全て読むぞ!これも定年になったお陰だ。定年バンザイ!