12月の半ばと思えないくらいの暖かさ。
お客様からの電話で梅田まで出かける。
ラグビーチケットをたくさん頂き、楽しい話に笑いがいっぱい。
「ご病気はないですか?」
「少しはあるけど、僕もう70歳になるよ」
「へえ?」
何十年お付き合いしてもリリオーはお客様の年齢は聞かない。飲みに来て下さる遊ばれる男性に年齢はない・・・それが信条の仕事をしてきた。勿論女性にも年齢はないと思っているが。
「へえ?70歳?じゃお互い30歳代からの付き合いなんだ。凄い!」
「ほんまやね」
長くお付き合いさせて頂けるなんて幸せ!だね。
仕事の合間にお逢いしたのでお別れしてからリリオーの予定は映画を見ようと思っていた。「シャイン・ア・ライト」を見たいと思ったけれど時間の関係で「特命係長只野仁/最後の劇場版」を見ることにした。テレビでもしていたようだけど見たことはなかったが、週間現代に連載されていたときは毎週面白く楽しみにしていて買って見ていた。ファンだったんだ。映画も、漫画的な面白さもあるが、うーんと考えさせられる場面もある。只野仁演じる高橋克典と赤井英和が大阪で飲みながら話す場面、「何で仕事をするんでしょう」と聞くと「プライドやね」と赤井英和が答える。
得意先から文句を言われても上司から何か言われてもプライドを持って仕事をしてれば何ともないと・・・そうプライドだ。どんな場面が起ころうがプライドを捨ててはいけない。リリオーもそう思う。
最後の場面でも「プライド」と高橋克典は言っていた。
ご主人様×でございます・・・パッキューンと大きな胸を見せたり大きなアクションあり等ワハハッハと笑う場面もあるが、人を押しのけても偉くなりたい出世したいなどサラリーマンの悲哀もあり、なかなかの出来の映画であった。まだまだやっている。一度見られたらいかがか。
ザ・ローリングストーンズのシャイン・ア・ライトも見に行こうっと!