今日も身内の病院付き添いで行った。
今日は暑くなった、もうあの緑の帽子も暑いだろう、麦わら帽子がいるかなと出かけたら、もうちゃんと、たぬきさんの頭に格好良い夏帽子が。
「たぬきさん、ええのん被っているね、顔が陰になって焼けなくてええねえ、シミが出来なくてええねえ」と声をかけた。みんな気にかけてくれているんだ。誰かさん有難う!
そして、検査が終わって帰ろうとエレベーターに乗ったら入れ替わりに降りた人に見覚えが。
「あ・○○さん」と声をかけようとしたが、かけられずそのままリリオーはエレベータの中に。
お店を始めたときからの元客様。店を閉める時も「長い間お疲れ様」と来て下さった。
ずいぶんお世話になった元客様なのにどうして声をかけなかったのだろう。どうして知らんぷりしたのだろう。
仕事は次の人に引き継ぎ趣味を楽しまれてゆっくり過ごしておられていた。
どうして知らんぷり・・・少し後悔している。でも・・・
何処を悪くされているのか解らないが娘さんらしき人に手を引かれ今にも倒れそうに歩かれている姿に掛けられなかったのかも知れない。
病気の姿を見られたくないのでは声をかけたら失礼かもと気をまわし過ぎたのかも知れない。
「あ・あ・ママ元気か、僕はちょっと病気したけど大丈夫や、久しぶりやなあ」と喜んで頂いたかも知れないのに。
迷ったリリオー自身が悔やまれる。
ひとりだけじゃないみんな同じように年を重ねるんだもの、みんな長いこと生きてきたら病気もするんだもの。
今度、お会いしたら「いかがですか」と絶対お声掛けしよう。
話は変わるけれど・・・今日からプロ野球交流戦。賑やかになるね。