心臓の手術から家に戻り、いや戻ったと気を休める間もなく又も入院。
それは太陽が照りつけアイスキャンディや宇治金時の力を借りたくなる暑い日の
朝の出来事だった。「検査入院だから」と言っていた。
検査だけなら、それにアップルパイやサラダ巻寿司を食べたいと食欲もあるしと
心配していなかったが、急に個室に・・・エエ????。
血小板が減少して腎臓に血が・・・エエ???。
もしかして・・・2度目の通告に主人である兄の目は真っ赤に腫れっぱなし。
どないしてくれるねん。どうすることも出来ないのか。いや、それが・・・大丈夫と
なって、又、奇跡が起こった。いや先生方の努力で血が止まった?。
(詳しいことは分からないが、とりあえず命を取り留めたのだ・ホッ)
兄の目も普通に戻り・・・ホッ。
そして地元の盆踊りも終わり涼しい風がなびき日差しが少し短くなってきた頃、
何とか退院する事が出来た。これで終わる?・・・どうだろう?
リリオーは何もしてあげられない。たわいもない話をしたり肩をさすったりしてやる
だけ。夫婦として45年とするとリリオーとの姉妹関係も45年になるんだもんね。
ずっとまだまだ笑ったり喧嘩したり色々やりたいよ。
病院にはたくさんの人たちが病と闘っている。負けてなるもんか。みんな負けるな。