こんにちは〜!チーム株式会社の緒川修(おがわおさむ)です!!
今回も日本の食卓でよく使われる食材である、サツマイモとジャガイモについて書いていきます!
※前回の日記
前回は両者の相違点(サツマイモの芽は食べられるが、ジャガイモの芽は食べられない)を書きましたが、今回は共通点について書いていきます。
それはズバリ、双方日本を何度も飢饉から救っている、ということです。
まず、サツマイモから説明をすると、サツマイモは江戸時代の最中である18世紀ごろに琉球(今の沖縄)から全国に広まったと言われています。
江戸時代は戦の無い平和な時代でしたが、それ故に人口が大きく増加する結果となり、その弊害として何度も大飢饉を迎えることになります。
大飢饉は食料、主に米が不足して起きるのですが、サツマイモは荒れた土地でも育つことやイナゴの害にも強いので、米の代わりに人々の主食として活躍しました。
そのエピソードの中には「暴れん坊将軍」として有名な八大将軍である徳川吉宗が、飢饉対策として広めたというものがあります。
対してジャガイモですが、こちらも同じように飢饉救済の食料として、17世紀ごろに日本に入ってきました。
ジャガイモは冷涼な大地に育つという特徴があるので、サツマイモが温暖な土地で広まったのに対してジャガイモは寒冷高地で広まりました。
さらに明治時代に北海道の開拓が始まると寒冷地に強いという特徴を生かして、開拓民の食糧事情を救うと共に、品種改良がなされ味がよく、より保存がきくものが開発され、寒冷地以外にも広がったとされています。
サツマイモとジャガイモ、どちらも特徴を生かして多くの人たちを救ってきた歴史を知ると、より食べる時の感謝が増しますね。
だからこそ、食前の「いただきます」は大事だと実感します。
今日は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!