こんにちは〜!チーム株式会社の緒川修(おがわおさむ)です!!
今日は私の家のケーブルテレビでやっていた番組「THE ナンバー2 ~歴史を動かした影の主役たち~」のエピソード紹介と、私なりの考察を書いていきます!
※番組公式HP
源頼朝と源義経は源氏の兄弟で源頼朝は政治、源義経は戦にそれぞれ長けており、2人の活躍で宿敵である平家に打ち勝つことが出来ました。
ですが、結局2人は仲違いを起こしてしまい、幾度の戦いの末に義経は奥州国・衣川館で自決したとされています。
では、2人は何故対立してしまったのでしょう?
その理由は、2人の目指しているものの違いにあった、と番組内では言っていました。
まず源義経ですが、彼は生粋の武人であり目の前の戦いに勝つことが全てです。
そして源頼朝は、源平合戦の後に鎌倉幕府という武家政権を創る事を目指していました。
先に書いた通り戦の天才であり、戦に勝つ事が全てだった源義経は、戦に勝つ以外のことが眼中に無いような行動が多かったと伝えられています。
例えば、自軍の司令官の命令を無視して勝手な行動をする事が多かったり、戦の功労だから当然と言わんばかりに源頼朝の政敵である後白河法皇から勝手に役職を貰ったりするなど、源氏の内政を崩さんばかりの行動が目立っていたと言われています。
逆に源頼朝は勝つだけでは無く、自分の内政を盤石にする必要があったので、いくら功績を立てているとはいえ、源義経に勝手な行動をされては困ります。
戦場の命令無視程度ならまだ何とかなるかも知れませんが、政敵である後白河法皇に繋がり、実際に謀反まで起こしてしまったのですから、源頼朝としては弟の源義経を討つしかありません。
そして、結果として上記の通り源義経は討たれてしまいます。
このようにすれ違いあっていた2人ですが、兄弟としての情が無かったのかというと私はそうは思いません。
源義経が命がけで戦ったのは兄の源頼朝のためですし、源頼朝はこの事から二度と一族同士の紛争を起こすまいと確固たる信念を持って動いていたようなので、やはりある程度は情があったものと思われます。
今回は源頼朝と源義経の仲違いの概要を書いていきましたが、また機会があれば個々のエピソードも書いていきたいと思いますのでお楽しみに!
今日は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!