こんにちは〜!チーム株式会社の緒川修(おがわおさむ)です!!
今日は、元々のものがアメリカで大きく変化して今の形になったもの、を紹介していきます。
文化や習慣の変化というものは面白いもので、そこに歴史を感じる事が出来ます。
なので、調べ始めると止まらないのですよね!
では、早速紹介していきます!
◆ジャック・オ・ランタン
ハロウィンで有名な怪物ですね。
大体のイメージはカボチャのランタンを持った、もしくはカボチャの被り物をした姿を想像すると思います。
前回のハロウィンの記事でも書きましたが、ハロウィン同様にジャック・オ・ランタンの起源もケルトの文化になります。
※前回の日記のURL
なので、変化に触れる前にジャック・オ・ランタンの元となった伝承に触れていきましょう。
◆起源
むかし、あるところに悪賢い木こりがいました。
自分の頭の良さを利用して、散々悪事を働いてきた木こりですが、ある時、自分の罪で地獄に落ちるのが怖くなりました。
なので、悪知恵を働かせて悪魔を騙し(一説には自力で降りられない木に悪魔を登らせたらしいです)まんまと地獄に落ちない契約を取り付けます。
「これもう地獄に落ちることはない」と木こりは安心して残りの人生で散々悪事を働きました。
そして死後、木こりは天国に向かいますが生前の悪行から天国入りを断られます。
仕方なく地獄に行こうとした木こりですが、悪魔との契約のために地獄に落ちる事も出来ません。
行き場の無い哀れな魂となった木こりは、カブをくりぬいてランタンを作り、安息の地を求めてこの世を彷徨うようになりましたとさ。
これが、ジャック・オ・ランタンの起源となった伝説になります。
◆今の形になったワケ
起源の結末で気が付いたと思いますが、最初はランタンがケルト人の身近な作物であったカブだったのです。
では、どうして今のようにカボチャになったのでしょう?
これは、この風習がアメリカに入ってきた時に、カブより安価で大量生産されていたカボチャを使うようになって今の形になったと言われています。
◆終わりに
ハロウィンも起源となったものから色んな文化が混ざったものでした。
そしてジャック・オ・ランタンも同じように、時代や土地の文化が混ざって生まれたハイブリットな怪物と言えますね。
次回は、ジャック・オ・ランタンと同じように時代と共に変化してきたもっとメジャーな存在を紹介していきますので、お楽しみに!
今日は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!