人形と動物の文学論

人形表象による内面表現を切り口に、新しい文学論の構築を目指す。研究と日常、わんことの生活、そしてブックレビュー。

雨降り。

2013-03-18 21:00:58 | 日記
 今日は、もう一人の人とシフト交代してた(お子さんの卒業式らしい、この前のシンポジウム行った土曜日の代わり)から、午前中お仕事。
 ちょっと疲れたよ。頭痛いのは、雨のせい? あ、痛み止め飲むの忘れてる。



 のすけちゃん。写真撮られるの嫌いだから、顔がちょっと怒ってる。


 ろこちゃん。ガムテープで遊んでます。

人生いっぱいいっぱい

2013-03-14 20:34:47 | 日記

今日ののすけちゃん。


くーちゃんの写真を撮ることに成功。
もう一匹のジジちゃんは、携帯を構えると逃げてしまったけど、同じような黒猫。

 最近しんどいです。
 焦りがあるから、ちょっと無理し過ぎなのかも。研究書じゃなくって新書だったら、比較的出してもらえやすい、というのをちょっと聞いて、新書のための原稿(案)を書いてます。もともとあるものを切り出して、違う文体(注とかのけて、ゆるめの、敬体)にして、読みやすくまとめる作業なので、体力の許す限りいくらでも書けてしまう。書き上がったら、投稿して、査読っていうのかな、出してもらえるか見てもらうんだと思うけど。それと営業(?)のための、このブログ。
 で、書きかけの論文もストップしたままだし、積ん読状態の本もたくさん。疲れて仕事ではミスしまくるし、なんだかなあ、いまの生活に限界を感じてます。

 たぶん、生きていくことにどう納得するか、折り合いをつけるか、ということが、自分の研究の大きなモチベーションになっているんだろう、ということが最近分かってきた。もちろん、何でこんな読み方するんだ、ふつうに読めばこうだろう的な怒りから、論文を書くこともあるんだけど。10年単位でするような、大きな研究テーマのモチベーションは。

3月11日

2013-03-11 11:29:45 | 日記
 震災から2年…。あれから2年も経ったんだな、と思います。
 
 当時は、あれだけの震災にあっても、日本は一度決めたことは変えられない、それも、予算と決算を合わせないといけないとか、取引先との関係がどうかとか、極めて事務的な理由によって変えられない国なんだなあ、と思ったものです。目の前のお仕事を終わらせることが何よりも大事。太平洋戦争を始めた時も、悲壮な覚悟で突っ込んでいったとかではなくて、ここの予算もう計上しちゃったんだから今更もうやめられないとか、そんな感じだったのかも。

 当時は(平和な)名古屋にいましたが、東日本と西日本の温度差をすごく感じたので、日本が未だに日本であることに驚くと同時に、いやもう日本ではないのかも、と思ったりもします。

 私が住んだことがあるのは東京までで、一番北に行ったのが仙台、当時闘病中だった父が大学の同窓会に行くというのについて行った、たった一度きりです。北関東あたりから雑木林の植生も変わって、違う世界なんだと感じました。すうっと縦に伸びる、高い木が多い。東北の人はあったかかったけど、西の人とは完全に気質が違うなあ。東北の人が色々世話を焼いてくれるのは、うかうかしてると死んでしまう土地柄だからかも。大事なものは守ってあげないと。特に、気候の温和な場所から来た人間は。あるいは、目の前にいる人間がいついなくなってしまうかも分からないから、優しくしてくれるのかもしれません。
 父が入院中にちらと言っていたことがあるのですが、学生時代に、同郷の人が山に入って出てこなくなったことがあったんだそうです。未だに行方不明。何だか恩田陸の世界…。父が若いころまではまだ、東北はそういう、うっかり神かくしにでも合いそうな場所だったんでしょうか?

 仙台市内の復興は進んでも、もともと過疎地域だったあたりは全然復興されていないようですね。もう切り捨てるつもりかもしれないと思います。被災地じゃなくても、この国家は、過疎地域を切り捨てるつもりなんだろうし。

 復興もまだまだのようですが、そういえば、私のキャリアもあれから止まったまま。ありがたいことにとりあえずお金を稼ぐことはできるようになったし、いくつかの研究業績は出したはずですが、大きなところには通っていないし、先の見通しは見えないままです。今の仕事で一生食べていけるはずないし、今後のキャリア形成にも、関係のないお仕事だからね。
 あのとき私は仕事を辞める(というか、次の公募に応募しなかった)ことは決まっていましたが、まだ名古屋にはいるつもりでいたかな。学振のPDに応募したかったから。学振のPD、年齢制限はなくなったみたいですね、でも、私2009年の3月に博士号を取得したから、もう応募できないんですよね~(というかもともと年齢制限にはまだ引っかからない)。もう一回どこかで博士号取得すれば、応募できるのかしらん?
 ポスドクも完全に切り捨てるつもりだよね、この国家は。

 

岡大に行って来ました!

2013-03-09 21:58:36 | 日記
 今日は、岡山大学で開催された、翻訳に関するシンポジウムに行って来ました。
 意外と交通費かかったな~。
 岡山は、父が以前入院していて通ったので、何だか懐かしい…、あの頃は博論も書いてたし、いろいろ大変でした。

 きちんとした格好をするのは久しぶり。こういう格好をしてると、人が親切にしてくれます。タクシーの運転手さんとか。会場受付の女の子に、帰るとき、えらい丁寧に「本日はどうもありがとうございました」って言われたし。質問したからかもしれないけど。でも、あんまりうまく質問できなかった。質問したときはいつも思うけど、でも、それにしても、私はもっとうまく質問できたはず…、って思います。いまの生活のなかで、人前でしゃべることないから、なまってるんだとおもう。

帰りの電車のなかで。ちょっと疲れてる。
 今日はかなり暖かかったので、ちょっと服装間違えたかなと思ったんですが、会場寒かったので、カーデとコートがあってよかったです。

疲れたので、レポはたぶん明日以降に書きます。
印象に残ったのは、スタッフらしき人が、結構多かったこと。岡大はちゃんと身動きの取れる、お金の回ってる大学なんだという印象。


ついでに化粧品を買った。
お粉は、前に母がひっくり返してしまって、殆どなかったため。気になっていた季節限定のアイテムは、もう売り切れていた様子。

雛人形で着せ替えごっこ

2013-03-07 15:56:33 | 日記
 なんだかタイミングを逃してしまった感じですが…、
 雛人形って、平安時代はドールハウス的な、着せ替え人形的なものだったんですよね。紙人形のようなものを使用した場合も多いようですが、「雛の屋台」のなかをいろいろと動かして、服を着せたり男君を見送らせたり、いろいろなロールプレイをさせて遊ぶようなもの。

 で、提案なんですが、今は様々な雛人形が出ているのだから、ドールハウス的な雛人形があってもいいと思うんです。寝殿造り風のドールハウスがあって、お人形は着せ替えできて、調度品や衣装も色々買い揃えることができて…、というような。レゴハウスみたいに、建物やお庭も組み合わせられると楽しい。
 歴博や文化博物館と、雛人形のメーカーさんが組んで、そういうの造ったら楽しいのに。