小林照幸氏の著書のファンだ。
これまでも「朱鷺の遺言」「神を描いた男 田中一村」など、長野出身のノンフィクション作家として出世作となったいくつかを読んだ。
そのなかでも一番ん最初に上梓された「毒蛇」は奄美大島/沖縄/台湾で毒蛇研究と血清の研究に生涯を捧げた沢井芳夫医師を取り上げている。
ハブに噛まれると壊死が起きて、それは徐々にかまれた部位から全身に広がってゆく。
東京で調合して配布していた血清が奄美大島ではほとんど効果的に使われていなかった事実を知って、愕然とした沢井氏が立ち上がる姿は、ドラマと現実とを錯誤するほどスリリングで、興奮する。
小林氏にお会いする予定があったので1ヶ月半の猶予を持って読み始めた。
同時に、志賀直哉の「暗夜行路」とトム・クランシーの「国連制圧」、野村克也「ああ、阪神タイガース」を読み進めていたので、分厚い「毒蛇」をもったいながらも読み終えるのに1ヶ月近くかかった。
これまでも「朱鷺の遺言」「神を描いた男 田中一村」など、長野出身のノンフィクション作家として出世作となったいくつかを読んだ。
そのなかでも一番ん最初に上梓された「毒蛇」は奄美大島/沖縄/台湾で毒蛇研究と血清の研究に生涯を捧げた沢井芳夫医師を取り上げている。
ハブに噛まれると壊死が起きて、それは徐々にかまれた部位から全身に広がってゆく。
東京で調合して配布していた血清が奄美大島ではほとんど効果的に使われていなかった事実を知って、愕然とした沢井氏が立ち上がる姿は、ドラマと現実とを錯誤するほどスリリングで、興奮する。
小林氏にお会いする予定があったので1ヶ月半の猶予を持って読み始めた。
同時に、志賀直哉の「暗夜行路」とトム・クランシーの「国連制圧」、野村克也「ああ、阪神タイガース」を読み進めていたので、分厚い「毒蛇」をもったいながらも読み終えるのに1ヶ月近くかかった。