シックハウス症候群という、住宅資材に含まれる有毒物質やらカビが身体に影響をおよぼす病気が世間で取り上げられて久しい。
私の倉庫兼書庫はシッケハウス(湿気ハウス)状態で、地下室ゆえに湿度が以上に高く、事務仕事をしているとイライラぐったりしてきて、進退に影響をおよぼしかねない。
半年くらい前に倉庫兼書庫として事務所地下室を大改装した。
春先まではひんやりとした地下室独特の涼しさのおかげで快適な「氷室」状態だった。5月の連休あたりに異常を感じて湿度計を見ると、湿度89%の表示が・・
設置した吸気換気の機械は作動している。外は天気もよい!しかし、所蔵している書籍や書類はしっとりとしけって波打っている。倉庫の木材はうっすらとカビが・・リノリウムの床もじっとり・・・まぎれも無くカビ臭さが漂う・・
なじみの設計士さんによると「予想もしない事態。地下室が涼しいため外気に含まれる湿気を呼び込んでいるらしい」とのこと。
「?!」急遽簡易型の除湿機を置いてもらう。
除湿機を稼動させると空気中から集められた水分が、見る間にタンクにたまってゆく。4時間で6リットルのタンクが満水になってしまった。それでも湿度は一向に下がらぬ。タンクの水を捨てに地下と1階を往復する日が始まった。
2ヶ月たった現在、出勤前と帰宅時の一日2回に倉庫によってたまった除湿機のタンクの水を捨てている状態である。
台風一過の今朝は湿度75%・・・・
置いてあるパソコンやらなんやらの機械が正常作動するかどうか、恐ろしくて試すことが出来ない・・・