「鳥啼山更幽」
前大徳明道師
今朝5時頃
「ケンケンケンケン・・・」という
鋭い鳥の鳴き声で目が覚めました
何の鳥でしょう?
そう言えば夏が近づく今頃の時季に
この鳴き声をよく耳にするような気がします
稽古場でそんな話をしていたら
開け放した窓の外
どこか上空彼方より
「ケンケンケンケン・・・」という声が
また聞こえてきました
その後の静寂。。。
今月は表千家歴代の茶杓のうち
五代随流斎作の写しを使って
お稽古をいたしました
表千家では代々「宗左」を名乗られますが
随流斎は「宗佐」という字を使われていて
「人偏そうさ」と呼ばれているそうです
なぜ敢えてこの字を使われたのか
その心をお尋ねしてみたいものです
元禄4年7月19没
享年42歳
歴代家元の中で
一番短命であられたようです
銘 芍薬 鼓月製
※昨日このブログ記事を書いた後
鳥の鳴き声を調べましたら
その声の主がわかりました
チョウゲンボウ(長元坊)
『サントリーの愛鳥活動』HPより