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画賛「錦秋」
前大徳紹尚師
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「古松談般若」
前大徳積應師
前大徳積應師
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濃茶
今日は午前午後共に
全員が濃茶のお稽古を
いたしました
そして
台天目の点前ができる方には
台天目のお稽古をしていただきました
現代の私たちが
台天目点てで
お茶事をしてもてなす機会は
現実的には
ほぼ皆無といっていいのでは
ないかと思います
それでは
なぜこのような点前を
私たちは修練するのでしょう
その答えは
人それぞれにあって
一つだけではないでしょう
むしろ
自分自身で
その答えを探し求めることにこそ
こういった点前を修練する
目的があるのではないかと
私は思っています
点前に限らず
目の前に日々現われる
人・物・出来事
それぞれに
何か意味があると
私はいつも思うのです
その意味を自分なりに考えて
紐解いて行く中に
自分だけの学びを
見つけることができると
信じています
そしてそれは
私にとって
とても楽しいプロセスなのです
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福良雀