昨日一人で盆点の稽古をしていた時
ふと疑問に思ったことがあったので
今朝ちょっと確かめてみることにしました
それは
「ふくささばき」に関することです
因みに
「ふくさ」には
帛紗 袱紗 服紗
など色々な漢字が使われていますが
茶道雑誌(河原書店)に準じて
「帛紗」と書かせていただきます
帛紗さばきは
茶器・茶入や茶杓を清める時などに
いたしますが
薄茶点前などでする常のさばき方の他に
四方さばきや真・行のさばき方が
存在します
私が今回確かめてみたかったのは
さばき方によって
帛紗のどの場所を使っているのか
ということでした
実際に帛紗をさばいて
拭く場所にまち針を打って
確かめてみました
早速見てみましょう

写真の右がわさになっています
それぞれのまち針の
頭の部分が拭く場所で
針の向く先が
拭くときに上になる方向です
もう少しわかりやすく
画像にペイントしてみました

赤⇒常のさばき方・四方さばきの時
黄⇒真のさばき方の時
緑⇒行のさばき方の時
まあこれだけのことなんですが
一応はっきりわかって
すっきりしました
このことを確かめたら
またふと気づいて
おや?と思ったことがあるのですが
それはお点前に関することです
あらためて
じっくり考えてみたいと思います
_(._.)_