表千家一期一会

6月稽古場 5



「随処楽」
東大寺別当道善師

心がしずまってさえいるならば
どこにいても安楽の境涯
(「茶席の禅語大辞典」より)


私が
四年前より通っていたお稽古場が
とある事情により
今月をもって解体されることとなり
昨日
その稽古場での最後のお稽古がありました↓




私がここで稽古をさせていただいたのは
ほんの4年間ほどですが
古い方々は30年以上なじんだお稽古場の茶室が
いよいよ使えなくなるということで
しみじみとした思いで
昨日のお稽古をなさっていました


来月からは
場所を変えて
新たなお稽古場での稽古が始まります


寂しさや不安はあるものの
新しい場所でのお稽古に向けて
前向きにとらえて
楽しみましょうと
お話がありました






今日は長緒のお稽古をいたしました

長緒は年に1~2度しかしていないのですが
長年なさっている方は
手が何となく覚えているようです



主菓子  あじさい  鼓月製


コメント一覧

tomoko
昨日のお稽古場でのことですね。
今のおふたりそれぞれのお心に響く言葉と思い
昨日はこの言葉をかけさせていただきました。
私自身にとっても
稽古場先の移動のことがあり
心にしみました。
初めてお会いした先輩との当分の別れ。
心がしずまってさえいるならば どこにいても安楽の境涯
再会を楽しみにしてます。
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