表千家一期一会

台天目相伝茶事


今日は
先日 台天目の免状をいただかれたお弟子さんに
相伝をさせていただきました

相伴客には
茶歴の長いお弟子さんにお一人入っていただきました


今日の茶事の写真をご覧いただく前に

『定本茶の湯表千家(下巻)』(P172相伝の段階)より

相伝について書かれている文章を

以下に抜粋して書かせていただきますので

是非お読みくださいませ








すべて相伝を受けるのは

単に許しの点前の伝授を受けるというだけでなく

また 点前だけができるというものでもなく

それぞれの相伝の段階に応じて

体験に体験を重ねた修練の年数

点前はもちろん 知識 

さらに その人のお茶

それから その人格

あるいは 茶道への功績など

あらゆる角度から考えて

最高の相伝が許されるのである


この点は 時代が移り変わっても

なお昔と変わらない厳しいものがある

(中略)

家元にかわって相伝する先生方も

相伝を受けるお弟子さんも

相伝とはこうしたものであることを知って

相伝の本当の意味を知ることも

また お茶を知ることである








































コメント一覧

tomoko
丁重なコメントのお言葉ありがとうございます。
拙いながらも無事に相伝の茶事を終えることができ
ほっと安堵しております。

10代の頃より茶道の手ほどきをいただき
台天目までご相伝いただいた先生の追善茶会が
来月名古屋で行われます。
その際に先生にご報告できますことを
うれしく思っています。 
雲や
台天目を相伝するとなると、やはり重たいものになりますね。
受ける方も、授ける先生も。
厳粛なものとしてお写真と書き込みを拝読いたしました。
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