今日は
行きつけの美容院に行ってきました
四人の子供を持つ美容師さんが
十数年前に独立して始めた
たった一人の美容院です
お客も一人っきりなので
いつも
ゆったりとくつろがせていただいています
今日もハーブティを出していただいて
「家庭画報」をパラパラとめくっていたら
『念起即覚』
という文字が目に飛び込んできました
我が心の声に耳を傾けることが
真の安心(あんじん)への近道になる
と書かれていました
さらにスマホで検索すると
「色々な念が生起したその時その時に覚醒する」
というような説明もありました
そういえば
表千家13代即中斎は
幼名が覚二郎でありましたから
それで
当時の樂家に覚入と入道号が贈られた
思われますが
もしかしたら
この禅語も何かしら関係しているのかしら?
即中斎は戦後の混乱期
茶室や道具が戦火で失われ
人々が「お茶どころではない」と
意気消沈されていた時
「兎に角 お茶を飲もう」とおっしゃって
お盆を使った略点前を考えられたと聞いています
今は戦争の頃ほどではないですが
やはり
このような非常時こそ
どんな形であれ
日々お茶を飲んでいることが
私達茶人のあり方ではないでしょうか
そもそも
お茶は美味しいですし
カテキンには免疫力にも関係する
抗酸化作用があります(*^_^*)
お稽古に来られなくても
台所点てで構いませんから
お家でお抹茶を飲みましょう!