今日は
五月雨のそぼ降る中
石清水八幡宮の献茶式に
参列させていただきました
朝玄関を出ると
はちまんさんのお使いでもある
2羽の鳩が
仲良く電線にとまっていました
この写真を見ると
八幡宮の「鳩文字」に似ているようにも見えて
なんだか不思議です
まずは朝一番に
清峯殿の副席で
お薄を一服いただきました
その後
玉露席・お煎茶席で喉を潤し
本殿に向かいました
本殿に昇殿させていただく時に
今日はこのような紙が手渡されました
参列する私たちへのお願いという内容で
一つ一つ読ませていただくと
本来当然こうあるべきことなのですが
いずれも
常々気になっていたことがらで
よくぞ書いて下さいました!と
ありがたく思いました
お陰で
今年は祭典中に途中退席なさる方もなく
最後まで厳粛な空気の中
猶有斎宗匠のご奉仕によるお献茶式が
静々と清らかに執り行われました
お献茶の後は
拝服席に参りました
最後に社務所書院での副席にて
ゆっくりお薄をいたたきました
お床には
即中斎宗匠の筆による
四行詩が掛けられていました
令和元年ということで
和漢朗詠集よりとられた
おめでたい内容の歌なのだそうです
お茶杓には
愛国心をうたった歌銘が
つけられていて
日本が新しい時代を迎えた喜びを
あらためて感じさせていただきました
お茶会に出かけますと
色々なお出会いがあります
お道具との出会いはもちろんですが
思いがけない方と
偶然 そして久しぶりにお会いできたりして
うれしい思いをいたします
今日も
色々な方にお目にかかることができました
ほんの数分お話して
お別れするのですが
その一つ一つの出会いがありがたく
そのような天のはからいに
ただただ感謝の気持ちに満たされます