今日も立礼のお稽古をしました
ご都合で
昨日に続いてお稽古に来られた方がいらっしゃったので
立礼で濃茶点前をしてみようということになりました
実は
即中斎好のこの立礼卓を使っての濃茶点前を
これまで私は
したこともなければ見たこともありません
しかし
世界文化社の『立礼と茶箱を愉しむ』には
堀内家長生庵に伝わる立礼卓での
濃茶点前が載っています
以前お稽古場でも
扇面卓では濃茶点前を見たことがあります
ですから
立礼で濃茶点前をすることは
許されているとは思うのですが
私の使っている立礼卓は
上記の本には
「点前は風炉長板二つ飾り薄茶点前に準ずる」
とあります
ということは
この立礼卓では
濃茶点前はできないのでしょうか?
手元の本や
過去の稽古の経験からだけでは
よくわかりません
問題は
もし濃茶点前をする場合
仕服を置く位置がわからないのです
色々考えてみて
今日のところは
冒険的に濃茶点前をやっていただいた結果
建水を置く台の奥しか
仕服を置く場所がないという結論に至りました
もしかしたら
間違っているかもしれませんが
あれこれお弟子さんと共に考えながら
なかなか楽しいお稽古となりました