今日は
朝から一人で大徳寺に行って参りました
午前十時からの
月次利休忌の法要に
参列いたしました
年に2~3度参列させていただいていますが
特に節目の折々には
格別な思いでお参りをしています
本日は
まずは無事に「玄庵」が竣工したことを
利休様にご報告いたしました
今日は参列者の数が
いつもにも増して多いように感じました
聚光院では
閑隠席でお道具の説明を受け
広間に移って
点て出しでお茶をいただきました
会記の茶碗のところに
慶入作「直入」画
と書いてあって
どういうこと?
と不思議に思いました
お席でお聞きしたら
この「直入」は
「じきにゅう」さんでは無く
幕末から明治の文人画家
「田能村 直入(ちょくにゅう)」とのこと
なるほど・・!と納得いたしました
本当にいつも
お茶会に出かけると
新しい発見があって楽しくなります
今日は
あと一席
大慈院の池下亨子先生のお席に
入らせていただきました
一番目をひいたのは
竹台子の向こうに置かれた
すごく勢いのある亀甲竹の結界
水無瀬神宮の竹なのだそうです
次に驚いたのは
お席が始まって
点前座に姿勢良く座られた
袴姿の男性が
なんと
つい先日
ご縁をいただいたJ氏でした
J氏とは
不思議なことに
あちこちで偶然再会することが重なり
この度は
竣工写真を撮影いただくために
写真家の方とのご縁を
取り持って下さいました
まさか今日またお目にかかるとは
思ってもいませんでしたが
お席の終わった後
少しお話させていただきましたら
この席でお点前をされたのは
今回初めてで
しかも直前に急に指名されたとのこと
偶然そのお席に入れていただいたのも
なんだか不思議な巡り合わせだなあ・・と思いました