本日は7名の方にご参加いただき
研究会をいたしました
研究会は月に一回開いている
特別稽古です
相伝物の稽古や七事式などを行い
時に稽古茶事を催しています
今日は
始めに花月式をして
その後に台天目点を二人の方に
お稽古をしていただきました
「一華開五葉」
前大徳文雅師
少し早いですが
花屋さんから桃の枝が届いたので
入れてみました
来週はもう桃の節句ですね
自分の通っているお稽古場で
私自身が花月に入らせて頂くことは
よくあるのですが
札の扱いなどには慣れてきたものの
「松」をかけるタイミングが今ひとつわからず
いつも師匠に言われるがままでした
それで自分の稽古場にもどると
お弟子さんにいつ「松」をかけるように
伝えたらよいか迷って
私自身が混乱してしまうのでした
しかしこの度は
先日出かけたお稽古場で
いくつかヒントをいただきましたので
今日はそれを思い出して
皆さんに「松」をかけていただきました
そしたら
ようやくこれまでで一番すっきりと
進めることができました!
社中の皆さんは
終始首をかしげ頭をひねっていらっしゃいましたが
今日は最後まで混乱することなく
全員にお茶を飲んでいただくこともでき
私ひとりご満悦でございました
台天目のお点前は
お茶碗の扱いに特徴があります
その細かい所作については
各自の習っている先生に直接教えていただく他に
学ぶ手立てはありません
釜がまだよく煮えていたので
皆さんがお帰りになった後に
一人で台天目点を稽古してみました
一つひとつの扱いの意味を知れば知るほど
本当によく考えられているなあと
感動させられます
主菓子 下萌 鼓月製
今日は菓子鉢で・・・
干菓子 京しぼり 花一枝 亀屋良永製