表千家一期一会

大阪支部資格者講習会

本日は
大阪美術倶楽部にて
表千家同門会大阪支部の資格者講習会がありました


講師の先生は
森埻加史宗匠と松本英樹宗匠がお越しになっていましたが
今日は松本宗匠の会場で受講しました

講習内容は
「花所望」「唐物」「薄茶」でした

講習会の冒頭
宗匠がおっしゃった次のお言葉が
心に残りました




「最近は お茶の先生が大衆化しているように思う

お茶は 本来 皆が家元に習いにいくべきだが
現実的にはそういうわけにもいかない

お茶を教えている者は
家元の弟子を預かっているという責任感を持って
教えなければならない」





私は
来年でお茶を教え始めてようやく十年になります

でも
一お茶人としては
本当にまだまだ未熟で
やればやるほど
自分の未熟さをつきつけられて
時にはへこんでしまうこともあります

それでも
十数名のお弟子さんたちが
私を通じて
表千家のお茶を学んで下さっていると思うと
本当に身が引き締まる思いになります


私は小さなことしかできませんが
それでも
今まで自分が学んだことを
できる限りきちんとお伝えすることが
自分の使命ではないかと思っています

そのためには
私自身が
もうこれでいいと慢心することなく
これからも日々勉強していかなければと
今日の宗匠のお言葉を胸に
あらためて思いを強くいたしました

コメント一覧

tomoko
私も午前の部でしたけれど
3階にいらしたのですね。
I先生は4階でお見かけいたしましたよ。

茶道が特殊な世界の一部の人々の楽しみではなく
広く大衆に浸透することは
喜ばしいことだと考えられますが
松本宗匠は
茶道を正しくそして深く伝えていくことの
重要性と責任を
私たち指導者に今一度
認識してほしいという思いから
このようなお言葉を発せられたのでしょう。
確かに 考えさせられますね・・・。



雲や
いやぁ。わたしも今日の講習会に行きましたよ。
9時30分からの森宗匠でした。
講習後、久しぶりにお稽古仲間の皆さんと出会い、
言葉をかわしました。
呈茶席では、I先生にも出会いご挨拶をいたしました。

大衆化は考えさせられるお言葉ですね。
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