本日は
鶴屋八幡大阪本店二階で行われている
月釜「曙会」に出かけました
コロナ禍の中
ほとんどの茶会が延期・中止となっている中
曙会は細心の注意を払いながら
この二年間
可能な限り開催を
継続されてこられました
本日も
アルコール消毒と石けんでの洗浄
換気はもちろん
一席の定員を通常の半数にするなど
二重三重にご配慮いただいておりました
今日のご担当は
上州・群馬からお越しの
最上宗晞様でございました
お床には
碧雲軒(碌々斎)筆一行 「無事」
竹の花入の御銘が「笑顔」
どなたの心にも響く
師走ならではのお床飾りでございました
お正客様が
すこぶる朗らかな女性の先生で
場が和み
とても楽しいお席でした
お話によると
2年ほど前に大病をされた後
コロナが始まってしまい
今日は久しぶりのお茶会だったそうです
押し上げられて
たまさか次客に座らせていただいた私に
「お菓子食べる時はマスク取るんやな」
と確認(^_^;)
そして
お席が終わった後
「あんた名前何?」
と聞いて下さいました
「名乗るほどの者ではございません・・・」と
遠慮いたしましたが
重ねてお尋ねいただいたので
「ともこです」と
お答えしたら
「そっかトモコちゃんやな
また会えるな!覚えとくで」と
仰って下さいました
またどこかのお席でお目にかかることを
私も楽しみにいたします
さて曙会の後
今日は京阪電車で樟葉を通り越して
祇園四条に向かいました
今年最後のお参りに
八坂神社に行きました
12年前の2009年秋
「神の御かげを受けて
とこしえに栄えゆく第一歩を
今日より始めるという
めでたいおさとしです」
という神籤にて
私の茶道人生における新たな道を
開いて下さった八坂さんに
今年一年の無事を感謝し
来る年も迷うことなく
茶の道進めますことを
お祈りいたしました
目を閉じて祈っていたら
銀色の紙吹雪が舞う映像が
見えたような気がしました。。。