表千家一期一会

9月稽古場 2


昨日に続いて
本日も五名の方がお稽古に来られました

月初めのお稽古では
皆様からお月謝を頂戴します

その際いつも
私自身が昔名古屋で習っていた時に教わったような
やり方で皆さんから頂戴しています

まず一人ずつ先生の前に進み出て
広げた扇子の上に
お月謝の入った袋を乗せて差し出し

丁寧に手をついて日頃の感謝を述べた後
「今月もどうぞよろしくお願いいたします」と
申します


それに対し
私も一言二言申しまして
恭しく押し頂いて受け取ります


まだ学生だった若い頃は
先生の前に出ていきこういった挨拶をするのに
ドキドキしてとても緊張しました


その後通ったお稽古場では
お月謝は口座引き落としだったり
水屋においてある箱の中に
黙って入れておくだけだったので
楽ではありましたが
単にお金を納めるだけ・・・というのは
何となく違和感を覚えました


そこで
自分の稽古場を持つようになってからは
当初から前述のような方法で
お月謝を頂戴しています


昨日今日と
それぞれのご挨拶の中で
先日の花月フェスの感想や
秋になっての意気込みなど
一人一人お聞かせいただくことができて
私自身にとっても更なる励みとなりました



短冊「涼月一庭花影深」
兼中斎宗匠自画賛

花入 フィリピン製籠



溜塗二重棚 薄茶 総飾

秋草蒔絵雪吹

お茶碗は志戸呂焼です

何年か前
静岡に旅行に行った時に求めました

遠州七窯の一つです


天板に乗っているのは
青交趾日月透蓋置


今月21日は
中秋の名月です


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