今日は
一年で最も美しいと言われる
仲秋の名月を
お弟子さんと共に見上げながら
お茶の時を分かち合いたく
月見の茶事をいたしました
ご案内は
午後三時とさせていただきました
式正の茶事ではございませんが
よろしければ
本日の様子
写真にてお楽しみくださいませ
待合 「涼月一庭花影深」 兼中斎
「清秋竹露深」 大亀和尚
本日は
前茶形式で行うこととし
初座で
お炭をいたしました
月見団子 鼓月製
器は蟲明焼
炭点前の後
お菓子を召し上がっていただき
中立ちをお願いし
席をあらためました
濃茶
続いて
懐石をお出ししました
懐石が進むにつれ
短い秋の日は刻々と傾いてゆき
八寸の頃には
すっかり暗くなりました
懐石を召し上がっていただいた後
お客様を
二階の立礼席へとご案内いたしました
東に開いた窓には
ちょうど昇ってきた
待望のお月様が。。。
ドイツ製ポットに
沸かしたてのお湯を入れ
略盆点てでお薄を一服飲んでいただき
その後は
バルコニーに出て床几に腰掛け
お月さまをの光を浴びながら
しばし歓談を愉しみました
糖蜜ボンボン 名月うさぎ 俵屋吉富製
今夜はお天気に恵まれ
お月さまを愛でることができ
本当に感謝でした
最後まで
ご高覧いただき、ありがとうございました