表千家一期一会

曙会



本日は午後から
鶴屋八幡本店での月釜
「曙会」に出かけて参りました

淀屋橋駅構内の通路は
日曜日のお昼とは思えないほど
閑散としていました





今日の曙会ご担当は
馬繋先生でした

新型ウィルスの感染拡大を防ぐために
様々な対策が取られていました


まず待合に入る前には
必ずハンドソープと水道水で手を洗うよう
ご案内され

受付のプラスチック札は省略

席入り直前には
主催者がアルコール洗浄剤を持って立っていて
再度手の消毒を促されました


お菓子は主菓子と干菓子が一緒に
銘々皿に乗せて運ばれ

お道具を拝見に回すことは一切排除されていました


主催者にお聞きしたところ
茶巾と銘々皿やお茶碗は全て
毎回熱湯消毒をするなど
万全の注意を払うということで
今日の茶会を決行されたとのことです

なるほど・・と思いました

お茶をいただいた後の
空になったお茶碗からも
白い湯気がゆらめき

お茶がとても美味しく感じられたのは
そのためだったのか・・・と
合点がいきました





掛物は
席主が旅先で出会って求められたという
漢詩の書かれたお軸で
筆ではなく指で書かれたものだとか


たいそうふっくらとした白い椿は
一本の木に三つだけついた蕾の一つで

正に今日の日のために最高の姿を
見せてくれているような
気高ささえも感じられました


席主のお話によると
本日の茶会は
「西方への旅」をテーマに
道具組をされたとのことです


お道具の中に
そのテーマを探しながら
いつもより少しゆったりとしたお席を
楽しませていただきました


名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「他会記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事