1月9日と10日に
洗心会の初釜をいたしました
10時席入り
初釜で蹲踞を使って
席入りしていただくのは
5年ぶりです
昨日も今日も
雪がちらつき
早朝には
蹲踞に氷が張っていました
久しぶりに
湯桶も出しました
今年は
紹鴎棚を出しました
実はこの紹鴎棚は
私が名古屋でお茶の手ほどきを受けた
H先生がお持ちになっていたものです
初釜の道具組を考えていた時
ふと気づいたのですが
私がお茶を教え始めて
今年で22年になるということは
H先生が亡くなられて
今年は22年
つまり23回忌です
それで今回の初釜では
棚の他にも
H先生のお使いになっていた
水指や衝羽根の蓋置
先生の出帛紗などを
使わせていただきました
また濃茶には
昨年秋にたまさか出会いのあった
八事窯の嶋台茶碗を使いました
三代道年さんとH先生は
家もお近くで
とても親しくお付き合いされて
いらしたと伺っております
そして
来月の曙会では
H先生への感謝と
ご供養の気持ちを込めて
この紹鴎棚を使って
懸け釜させていただこうと思っています
主菓子 松上鶴 鼓月製
このお皿は
名古屋にいた頃
先生に連れられて
八事窯で作らせていただいたものです
宴席の後は
半東さんに
薄茶点前をしていただきました
干菓子 麩焼煎餅 お正月 末富製
最後までご高覧いただき
ありがとうございました
今年も社中の皆様と共に
新しい年の精進を誓うことが
できましたことを
感謝いたします