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七夕画賛「清涼風」
前大徳紹尚師
前大徳紹尚師
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長板 二つ飾り
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干菓子 かがみ石 千本玉壽軒
「かがみ石」の謂われは
玉壽軒さんのHPによると
「昔、洛北より京に上る人々が
鷹ヶ峯にある大きな石に、
姿を写して
身を整えたといわれる
鏡石になぞらえたお菓子です。」
と書いてありました
検索してみますと
京都市北区には
「衣笠鏡石町」という地名があり
今もここに鏡石が残されているそうです
『京都観光オフィシャルサイト』によると
「人の姿をよく写したのでその名がある。
牛が驚くので松葉でいぶし
今は光りを失ったという。」
と書かれていました
鷹峯には
茶人にはお馴染みの「光悦寺」がありますが
ウィキペディアには
以下のような記載がありました
「京の七口の一つである長坂口から
丹波国、若狭国へ続く
かつての鯖街道の入口にあたる。
1780年(安永9年)に刊行された
『都名所図会』では、
街道を往来する人物が複数描かれ、
その半数が荷物を担いでいる様子が窺え
鷹峯地域が物資輸送上
重要であったことを示唆している。」
小さなお菓子から
古の人々の行き交う
活気に満ちた鷹峯の様子を想像して
楽しくなりました