「松無古今色」
當麻寺中之坊貫主 實秀師
今日は午前と午後に
それぞれお二人ずつでしたので
一客一亭のお稽古をしました
普通のお濃茶の時との違いを知ると
亭主と客が
とても細やかにお互いを慮っていることに
気づかされます
お点前でこうなっているからする
というのではなくて
「その心」を感じとることが
お茶を学ぶ上で
とても大切なことなのではないでしょうか
実は昨日
私は深く反省させられることがありました
相手の方のご厚意に対して
何らかの形で答えようとしながらも
今ひとつ配慮が足らなかったことを知り
とても恥ずかしく思いました
それでも今回は
そのことに気づかせていただいただけでも
まだよかったかもしれません
このようなことが
今までもあったかもしれません
あとから振り返って
自分でも
気づかぬうちに
知らず知らずのうちに
誰かの心に傷をつけたかもしれないと思うと
本当に自分が情けなくなります
毎日神様のお許しを願っている私です
紹鴎棚 濃茶点前
主菓子 福は内鬼は外 鼓月製
もうすぐ節分ですね
節分前には
今年も邪気を祓ってもらいに
神社へお参りに行ってこようと思います
干菓子 花一枝 亀屋良永製