今日は
枚方の大東楽器音楽院サロンにて
ヤマハピアノコンサートグレード(PCG)が行われました
今年はコロナ禍の中
開催が危ぶまれていましたが
例年よりやや人数が少ないものの
46名の参加者があり
第1部から第5部に分かれて演奏されました
全員マスク着用にて
十分に間隔を空けて着座し
演奏前にはアルコール消毒
例年行われていた
演奏後のインタビューや
アドバイザー講師の講評は無く
演奏後のお飲物もありませんでした
それでも
こうやって開催していただけたこと
そして
多くの生徒さんが参加して下さったことに
関係者と出演者が共に喜び合っている雰囲気が
感じられました
私が聴かせていただいた第2部では
初級から中上級まで10名の方々が
日頃の練習の成果を披露してくださいました
どの演奏者も
十分に練習を重ねたことが感じられ
一つ一つの音を丁寧に表現豊かに演奏されていました
”大人のピアノ”の
年々上がっていくそのレベルの高さに驚かされながら
まるでサロンコンサートを聴いているかのような
楽しいひとときを過ごさせていただきました
私の生徒さんお二人は
中上級を受験されました
さすがに
このお二人が演奏された時は
楽しんで聴くというよりは
『どうかいつも通り弾いて・・・!』と
祈るような気持ちで聴いていました
二人とも
毎年このPCGにチャレンジされてきたのですが
アドバイザーの先生からいただくコメントを見ると
当然のことながら
受験級が上がるにつれて要求されるレベルが
かなり高くなってきました
今回は
二人とも大きなミスもなく
全体的には表現豊かに演奏されたことを
十分評価していただきました
その一方で
ペダルの踏み方 その深さ
重音の響かせ方
三声の中の内声の響き
などといった細かい点を
具体的にアドヴァイスいただきました
中上級では
『音楽を表現する』ということの上に
『音の響き』そのものにさらに注意深く繊細に
耳を傾けていくことを求められていると感じました
お二人は
今日をまた新たなスタートの日として
来年のPCGに向かって
既に次の曲を決めているそうです
その意欲と頑張りに
私は最高点をプレゼントしたいと思います!
今回のプログラムを見ると
本日の全出演者46名の内
男性の方が4割ほどいらっしゃいました
これまで
大人のピアノに在籍される方は
ほとんど女性でしたので
これまでと違う新しい時代を予感させているようで
なんだかうれしく思いました
来年もまたこの場所で
大人のピアノ愛好家の皆さんの
素晴らしい演奏を聴くことを
楽しみにしています
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます