横山幸雄さんは
デビュー20周年を迎えた2011年
東京でショパン・ピアノソロ全212曲を
暗譜で演奏するという偉業をなしとげて
話題となりました
また昨年は大阪で
ショパンの主要作品全166曲を
2日に分けて演奏されたそうです
そのどちらも聞き逃していたので
残念に思っていたところ
昨日は
大阪シンフォーニーホールにて
朝9時から夜の10時半までかけて
125曲のショパンの作品を演奏するという
リサイタルが開かれたので
聞いてきました
とはいえ
朝から晩まで全て聞くのは
体力的に自信がなくて
夜の6時からの部だけを聞きました
朝の部は
作品10と作品25の練習曲と
ピアノ協奏曲(独奏版)など
昼の部は
マズルカ ワルツ ポロネーズを
中心としたプログラム
夜の部は
即興曲とノクターン
スケルツォとバラード
そして
ピアノソナタの2番と3番ほか
最後の曲は
ピアノソナタ3番でした
とにかく
すべて暗譜もすごいし
演奏のレベルもすごいし
朝から13時間半
弾き続けるということもすごいし・・・
まったく
”奇跡”を目の当たりにしているような
そんな気分でした
夜の部だけでも
十分ショパンを堪能しましたが
多くの方が(水色のリボンをつけていた人たち)
朝からずっと1日中聞いておられたようです
じっとすわって
聞いているだけでも
結構腰のあたりなど疲れました
だのに
全曲弾き終わっても
まだまだ弾けそうな勢いの
横山幸雄さんは
人間の枠を超えていました