昨夜は
「パナソニック合唱団 クリスマスキャロルコンサート」を
聞きに行きました
このコンサートは
毎年12月23日に
OBPツイン21特設会場で開かれています
賛美歌やジングルベルなどの
クリスマスソングの後
今年世界中で流れたあの曲
「Let It Go ~ありのままで~」が
演奏されました
私は映画「アナと雪の女王」は見に行っていませんが
この曲は
街のあちこちで聞かれましたし
何人かの生徒さんがレッスンで弾かれたので
耳にする機会は何度もありました
松たか子さんの歌われる
日本語の歌詞にも
とても共感を覚えました
ただ
これまで何となく
気になっていたことがありました
その一つは
"Let It Go"
のニュアンスと
「ありのままで」
という日本語が
私の感覚では微妙に違うような気がしていたことです
これは
私の個人的な感覚かもしれませんが
”Let It Go”
というと
「あるがままにさせておく」
といった方が
意味的にはしっくりする気がします
”禅”の世界で言われる
「絶対肯定」の心境でしょうか・・・
でも
歌の歌詞としては
やはり
「ありのままで~」と歌った方が
多くの人にとって
受け入れられやすいかもしれませんね
もうひとつ気になっていたことは
最後のフレーズ
「少しも寒くないわ」です
このセリフに
ちょっと無理して強がりを言っているような
ニュアンスを感じるのは私だけでしょうか
全体の歌詞の流れからすると
最後にここで”強がり””負け惜しみ”を
吐き捨てるように言うのは
何となく不自然な気がしていました
あらためて
ネットで歌詞を検索して
コチラ
に書かれていた訳↓を読みました
The cold never bothered me anyway!
とにかくもう気にしないの!
つまり
本当は寒くてガタガタ震えているのに
「少しも寒くないわよ!」と
強がりを言っているわけではなく
「寒かろうが暑かろうが
とにかく 私はもう
まわりのことなど
気にならなくなりました」
このような意味にとらえることで
私はこのフレーズがとても腑に落ちました
これは
悟りの心境ですね~!
『心頭を滅却すれば 火も自ずから涼し!』
といったところでしょうか
「Let It Go」
この歌は
『悟り』をテーマにした
深い深い曲だったんですね・・・