『「大人のピアノ」上手くなる極意①~⑨』
最後までお読みいただきありがとうございました
「極意」と言っても
なんだか当たり前のことばかりだと思いませんでしたか?
少なくとも私の生徒さんは皆
これまでに何度も耳にしたことばかりだと思います
つまり「知っている」ことです
しかし
この「知っている」というのがくせ者なのです
例えば「ブドウ」を知っていますか?
と聞かれたら誰でも
「知っている」と答えるでしょう
でも目の前にあるブドウの味は
食べてみなければわかりません
実際に口に入れて咀嚼し飲み込んだ人だけが
その甘さと酸味を味わい
その美味しさを知るのです
「知っているけど私にはできません」
と苦笑しながら仰る人もいらっしゃいますね
「どうしてですか?」
とお聞きすると
色々な”言い訳”が返ってきます
そういう人はもしかしたら
本気で上手くなりたいとは思っていないのかな・・・
それもその人の自由でしょう
しかし私は自分のもとに
時間とお金を使って
ピアノを習いに来て下さる全ての方に
自分もピアノが上手く弾けた!
ピアノを習って良かった!
ピアノが好き!
と感じていただきたいのです
本気でピアノが上手くなりたいと思っている方に
この9つの【極意】が少しでもお役に立てればうれしいです
それではレッスン生の皆様
レッスン再開はもう間もなくでしょう
レッスン室でお目にかかる日を楽しみにしています
それまでどうぞお元気で❗
【極意①】
ピアノを弾くことはとても難しい作業であると知ること
その一方で
誰にでも心をこめた美しい音を出すことができる
優しい楽器でもあると知ること
【極意②】
選曲は自分の弾きたい曲を選ぶのがベスト
ただし
その曲のレベルを先生とよく相談の上
自分に合ったものを選んで決定する
【極意③】
ピアノを弾くことを毎日の日課に取り入れる
毎日弾くことが無理な場合は
一週間のうちに必ず練習する曜日を設定する
特にレッスン直後はベスト
【極意④】
弾けないところは
取り出して練習する
その方法は
自分が確実に弾けるゆっくりしたテンポに落とし
1回でも多く正確に弾くことを繰り返して身体に覚えさせる
【極意⑤】
演奏しやすくまた音楽性にあった指使いを決めて指番号を楽譜に書き込み
毎回同じ指使いで弾く
【極意⑥】
ただ楽譜通りに音を鳴らすことだけを考えるのではなく
音楽を自分自身の気持ちにリンクさせて
表現することにエネルギーを注ぐ
【極意⑦】
自分のお気に入りのマイ・レパートリー曲を1~3曲選んで
普段から弾いておく
【極意⑧】
人前で演奏する機会を1回でも多く持つ
【極意⑨】
間違えずに弾くことにこだわらない