



2017年10月29日(日)
昨日の登りは、はっきり言ってキツかった。
体力不足と、酸欠でフラフラだった。
意識して、深呼吸を繰り返さないと酸欠でダウンしてしまう。
若く体力のある時ならいざ知らず、この老体では如何ともし難い。
それでも何とか、ダマし騙し、やっとこさ足を運ぶ。
3時間でカバーするが、上出来だ。
しかし、フラフラだった。
今日は朝から快晴だ。
エベレストビューポイントまで登り、待望のエベレストに御対面するのだ。
ナムチェからは標高差で400mもあり、富士山の標高を超える3850mなのだが、、
昨日同様にキツい。
ゆっくり、ゆっくりと登る。
右、左、みぎ、ひだり、、呪文を唱えながら登る。
間違いなく、足を出せるように、みぎ、ひだり、みぎと唱えながら、、
山屋の矜持が機械の様に囁く。
視界が開け、エベレストやローツェ、アマダブラムが眼に入ってくる。
エベレストは余り恰好良くない。
如何と言うことの無い感想だ。
ただ見るだけなら、アマダブラムの方が恰好良い。
登る対象なら、絶対エベレストだろうが、この歳になった山屋にエベレストの興味は薄い。
一目見たらそれで充分だ。
写真を数枚撮り、そそくさと退散する。
ヘリコプターの騒音と、観光客の雑踏、雑音がうるさくてしょうがない。
何時も頭上をヘリが飛び回り、何処にいるのか一瞬我を失う。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます