昨夜は雲が邪魔をして月食は思うように見えませんでした。私は天体のことは疎い
ですが、それでも何かがあるとちょっと見過ごすと惜しいかなと思うタイプです。
しかし、ほとんど全ての現象では肉眼でみる天体にはがっかりさせられます。流星が
沢山見られるなどという時には始めのうちは、見晴らしの良い所に見に行ったのですが、
そういうのには全てがっかりさせられました。
昨夜もそうです。「月が欠けたからってそれが何なんだい。三日月は欠けているでは
ないか」と思いました。
まあ、見世物ではないので、ただそれだけの話で腹を立てているわけではないですが。
腹を立てたって、立てる方が馬鹿ですね。
月 食
むかし、天体望遠鏡を要らないかと言われ譲ってもらったことがありましたが、その時にも
がっかりしました。
土星の輪は少し見えました。カメラを取り付けると光が弱くて写らない。写すには地球の
時点の速度で望遠鏡も角度を変えることの出来るモーターを用意しなければならないのだ
とか。
右前の少し離れた家の窓に反射した夕陽が室内の、磨りガラスに写っています。
庭にある植木の葉が影になっているのが面白いと思って撮ったのですが、写真では
肉眼で見るほどの面白さは出せないのでガッカリ。
こんな写真は撮った覚えがないのですが・・・。たぶん、ポケットの中でカメラの
電源が入ってしまい、取り出したときに指が触れてシャッターが作動したのかなと
思っています。
いま使っているカメラは、こういう誤動作が時々あります。昔なら腹がたったで
しょうね。というのは、現像と焼き付けを頼むと、こういうのも一枚の写真として
一枚がン十円という費用になって加算されてしまいますからね。今はお金もかからず
削除してしまえば良いので気楽です。が、カメラの欠点はまずい。
常陸大宮市 花立公園からの眺め
ずっと若い頃は、風になりたいと思ったことがありました。風になれば、世界中が
見られると思ったからです。まあ、バカバカしい希望ですが、そんなことを思っても
良いでは無いかと思ったものですから。あの頃は、世界中を見て回りたいなと思った
ものでした。
今は家が一番良いと思っています。何日家にいても良いなと思っています。外の
世界も、それは勿論とても良いですが、そう思うのはたぶん年のせいでしょうね。