やっぱりヨットに乗りに行こう!

相模湾、東京湾のヨットライフに関する風景や艇や人物の写真をベースにした日記です。

パールが終わっていよいよ8月!

2013年07月30日 23時14分44秒 | ヨット

7月25日(木)~27日(土)

今年も、3年続けて京急マリーナ仲間のアップルⅥ(シドニー32)に乗せていただいてパールレースに参加しました。
パールレースは五か所湾から江ノ島までの180マイルの長距離レースです。
アップルⅥは、今年から宿を礫浦(さざらうら)に替え、前夜はカラオケで盛り上がるなど趣向を変えての参戦です。
今回の宿は料理が美味しかったですね~。
宿からの眺めです(↓)



26日
午前11時のスタート。下から、ラッキーレディⅧ、HORIZON、NOFUZO、OASISの次でしょうか?下5番手ぐらいでいいスタートです。
すぐ上にはMISTIC-X、MONDAY NIGHTという大型艇。
すかさずポートにタックして、フェローズ他何艇の上を抜け、アンディアーモ、MAUPITIをディップして避け、沖に向かいます。
しばらくしてからタックし、沖と岸の中間コースを行きましたが、結果としてここで沖に抜けたフェローズやアンディアーモに先行されました。
神の島を抜けると下にはカリプソ、後ろにはグレートピープル。ここから利島に向けての長い闘いが始まります。
コースはラムラインよりちょい南、絶対にラムラインより北に入らない、という意見で一致。

夕方、まだ暮れていない時間帯ですが海が暗くなり、あちこちで雷鳴が轟き、稲妻が走ります。たまに海面に落ちている雷も見られます。
そして風が急にヒヤッとするほど冷たくなり、大粒の雨の洗礼です。
その後の空模様も暗黒の雲や漆黒の闇と思えば星がまたたき、上ってきた上弦の月と変化がめまぐるしいです。
感心の風も、風向や強弱が猫の目のようにくるくる回り、セールチェンジもジブ、コード0、スピンとひっきりなしに行われます。
それこそ猫の手も借りたいくらいです。

でも、月に照らされ海面がきらきら光るムーンリバーといわれる情景や、航跡に光る夜光虫に癒されました。

神の島から利島までのコースの実績は前半は当初の計画通りラムラインよりちょい南でしたが、後半は風向に対する艇速を考慮し、だいぶ南に沖出しした形になりました。

夜が空けてから新島が見え、やがて回航する利島も目視。北側に何艇か並走している船影も見えます。
利島の三角波ゾーンをOASIS、うち、チャーチャン、ダナの順番で抜けスピンアップ。
以降フィニッシュまでこのスピンを揚げたままですが、利島と大島の真ん中ぐらいで12時のロールコール。
大島を抜けてからは追い潮にも乗り、爆走です。

27日(土)17:30:12 OASIS、ダナに続き本部船の自衛艦”はしだて”を右に見て、無事フィニッシュ!


うちらアップルⅥはIRC-Cクラス6位、IRC総合では18位というほぼ真ん中ちょい上ぐらいの成績でした。

栄えあるウイナーは以下の通り。
ダブルハンド部門優勝:THETIS-4 (3連覇!)
IRC-A優勝:LIBERTY-Ⅶ
IRC-B優勝:アンディアーモ
IRC-C優勝:Everything everything
IRC-D優勝:HORIZON
IRC総合優勝:HORIZON (2年ぶり!)
おめでとうございます!

パールが終われば7月から8月へバトンタッチ。
トウキョウズカップ、トランスサガミ、保田ミーティング、相模湾ヨットフェスティバルとミッドサマーレースがひしめいていますね。